太陽光発電は環境に良いと言われています。
もちろん環境にもいいのは間違いないんですが、太陽光発電がもっとも「良い」のは経済性であったりエネルギーの自給自足に役立つということです。
その経済性をさらによくする方法はいくつかあります。
一つは高単価の過去案件や稼働済み案件を購入すること。
参考「稼働済みの太陽光発電所はお得?」
そしてそこからさらに高利回りにする方法に「増設」という方法があります。
全量買い取り制度の基本構成は経産省の「設備認定」と電力会社との「売電契約」です。
この二つを維持した中で増設を仕掛けられるのかがポイントになります。
設備認定は「パワコンに接続するパネルの容量(kW)」と「パワコンの容量(kW)」の低い方の値の合計値です。
この「認定容量」がパワコンベースであることが増設の基本的な条件になります。
残念ながらパワコンを増やしても売電量は増えません。
とにかく経済性が高い増設
パワコンは増やせない。
この前提を逆手にとってパワコンや土地の追加投資が不要なことが経済性を大きく押し上げてくれます。
あるオーナーさんの増設のお見積りをしてみたところ、4〜5年でペイ可能な事業シミュレーションがでてきました。
かなり驚異的な「投資対効果」です。
2016年の基準で価格の安いパネルや発電効率の高いパネルを過去の単価の発電所に入れることができればこれくらいの投資対効果が出てくることがあります。
また、隣地の利用が可能であればそこを一部利用してしまうのも良いかもしれません。
低圧の増設
低圧のポイントはいくつかあります。
一つはパネルの選定です。
同じパネルを増設する場合、単純にパワコンの特性と合わせて再計算し、最大限に積んだ容量はどれくらいなのかを計算するところから始まります。
逆に違うパネルを増設する場合はどうでしょうか?
この場合、パワコンのMPPT回路がどのように組まれているのかを考える必要があります。
例えば田淵のパワコンの場合、1回路ごとにMPPT制御をするので、1回路ごとに違うパネルを違う直列数で入力していくことも可能です。
逆にSMAの9.9KWパワコンの場合 MPPT制御回路は1パワコンごとに1つです。
つまり1台のパワコンごとに同じパネルを同じ直列数でつないでいく方が効率が良くなります。
その見極めをしっかりしていいき、電気的に無理のない範囲で的確な増設をしていく必要があります。
長くなってしまったので高圧の増設は明日にしようと思います!
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こちらは5.9kWパワコン8台構成にした「格安過積載セット」になります。パワコンへの負荷を気にしなければもう少し乗せていくことも可能です。
九州高利回り物件
福岡県 1013.36kW 274,664,000円(税込) 土地付き分譲太陽光発電所
九州の高圧24円案件です。1MW案件になります。
メーカーシミュレーションでは表面利回りがわずかに10%届かない程度なので実発電は10%近くいくのではないでしょうか?
《3区画》長崎県長崎市56.16kw総額2322万円(税込/1区画あたり) 土地付き分譲太陽光発電所
想定投資表面利回り 10.7%
《5区画》長崎県長崎市76.32kw総額3024万円(税込/1区画あたり) 土地付き分譲太陽光発電所
想定投資表面利回り 11.1%
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