そろそろ絶賛確定申告の時期です。
みなさんは確定申告はどうやっていますか？
税理士さんに丸投げ？
それとも表にしてまとめるところまでやって税理士さんお願い？
僕は一切税理士さんにお願いすることなく100％自分でやっています。
- 開業届の提出
- 複式簿記やBS/PLなど
- 消費税の計算と還付申請
などなど全てです。
大変そうだなぁ・・・って思いますか？
実はこれが全く大変じゃない太陽光の確定申告
実は太陽光の確定申告は全然大変じゃないんです。
なぜか。
それは太陽光発電事業が極めて単純な事業だからです。
太陽光発電事業は仕入れがありません。
売り上げは100％電力会社からです。
しかも年に12回だけ。
経費は土地賃借費用や固定資産税、パワコンの電気代、月々の減価償却費、保険料、メンテナンス費用、そして儲かっている人は家事按分費用くらいでしょう。
ぶっちゃけ日本で一番楽な確定申告に分類される事業のはずです。
固定資産、減価償却、売り上げ、（消費税還付を狙う人は）消費税
これだけ理解すればいけます。
仕入れ、売掛金、買掛金、流動資産、在庫管理、労務管理などが一切ありません。
そしてここが重要なんですが複式簿記とか面倒なことは実はほとんど作業する必要がありません。
今のツールは大変優秀で、ほとんど自動でやってくれます。
Hamasakiさんが使っているのは
【会計ソフトfreee（フリー）】
です。
僕が太陽光の確定申告は自分でやるべきだと思っている理由
これはお金です。
税理士さんに3万円なり5万円なりでやってもらうとしますよね。
それもいいでしょう。
しかし、このクソ簡単な作業にお金を払うのもどうかと思うんです。
20年間あるわけですよね。
目の前の売電で「晴れた、降った、曇った」で一喜一憂しているのに、3日分の晴れに相当する金額を失ってしまう。
知識もつかない。
もう一つ重要なのはこの3〜5万という金額
売電収入は200万近辺です。
3〜5万円は1.5〜3％くらいの規模感です。
全然払えますよね。
一方で、利益に目を向けるとどうでしょうか？
仮に50万円の利益だとしたら、5万円は10％です。
利益の10％を確定申告のために毎年使ってしまうのはなんとももったいないと僕は思うんです。
クラウド会計ソフトだと極めて楽 本当に楽
絶対にやなければいけないことは発電所の登録。
そしてすでに発電所を持っているという人は簿価の計算が必要になってきます。
簿価というのは発電所を取得した時の金額から償却していった額を減らしていった現在価値のことです。
新規の人は簿価の計算もいりません。
ツールが勝手にやってくれます。
年に一回、まとめて売電収入とかかった経費を打ち込み、ある程度の利益が出るように経費を入れ、そして「決算ボタン」を押すだけ。
消費税還付を狙いたい人はちょこちょこっといじる必要がありますが、基本的にはガイドに沿ってやっていくだけ。
わからないことは税務署の方に聞けば「この書類が必要」と丁寧に教えてくれますからあとはググって調べましょう。
ツールを使う際にしっかり理解しておかなければいけないこと
自分の事業状態を理解しておく必要があります。
定額償却なのか、定率償却なのか
税込経理なのか、税抜き経理なのか
消費税の免税事業者なのか、課税事業者なのか
この辺はしっかり選んでいく必要があります。
僕は
定額償却 （毎年一定額を償却するタイプ）
税込経理 （厳密に言うと税抜き経理の方がちょっと得ですが面倒なのでこっち）
課税事業者 （開業届を出した時に課税事業者を選択済み）
こんな感じです。
税込経理を選択した理由は電力会社からの売電明細が税込金額だからです。
1.08で割直すのが面倒で税込経理にしました。
免税事業者の境目隣る1000万円が経理方式に準ずるので、僕の場合、税込1000万円を超えると免税事業者に戻ることはできません。
税抜き経理なら税込金額でいうと1080万までが免税事業者ということになります。
しかし、僕は手間を惜しんでそこは捨てました。
クラウド会計ソフト freeeのいいところ
- 無料コース、有料コース（2種類あり）があり、プランを選べる
- 上級のコースであれば消費税還付も対応
- 面倒ですが決算の時だけ上級コースに切り替えるとそれで消費税還付対応可能（苦笑
- 画面がわかりやすく使い易い
他にも会社を作る時のガイドをしてくれる会社設立フリーとかもあります。
僕が合同会社を作った時もこれを使いました。
これも便利ですよ。
ただ、この会社設立フリーは普通に給与を出して労務管理をしていくことが前提なので「いやいや、俺は給与出さないから」とちょっとかいつまんでやっていく必要があります。
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