発電ムラ投資研究所 認定取り消しを防げ 太陽光発電のメンテナンス(管理)を理解せよ
太陽王子ブログ 太陽光発電所の年次報告を怠って認定取り消しになりそうな方が・・・
こんな感じで「認定取り消し」という言葉が今年はだんだん上がってくるように成りました。
認定取り消し。
恐ろしい言葉ですが本当にこれはできるんでしょうか?
鍵は2017年の改正FIT法 みなし認定以降は認定取り消しを意識している
もともと2012年に菅総理大臣のゴリ押しで曖昧さを残したままスタートした全量価格買取制度。
社会を変えるにはスピードが命ですから曖昧なままスタートすることはある程度しょうがないと思います。
で、その曖昧さをなくしていく過程で色々な変化がありました。
事業計画の提出とみなし認定制度
認定後3年以内の稼働制限
事後過積載の禁止
もともと再エネを加速させるために国民の負担で電力賦課金を集めているわけです。
その賦課金を最大限に生かすために制度を少しずつ変えているわけです。
その目線で考えれば納得の制度変更と言えますよね。
とはいえ「認定取り消し」という言葉をよく目にする2018年。ちょっと怖い。
そうなんですよ。
今年は結構エネ庁がグイグイと締め付けてきているように感じます。
500kW以上の高圧では連系時に産業局が立会い検査をします。
その時に架台がJIS基準に適合していなかったら連系できません。
仮に海岸沿いだったとして、粗度区分Ⅱのエリアだったら。。。。普通は間違いなく連系できません。
ところがこの架台のJIS基準自体は低圧でも同じ基準です。
JIS基準に適合していなかったり、海沿いなのに粗度区分Ⅲの架台だったりしたらアウトです。
低圧は立会い検査がないので発覚しませんが、先日の台風のような形で問題が頻発した場合、後出しで経産省が「調査せよ!」と言い出したらどうでしょうか?
みなし認定や今回の運転報告・定期報告のような感じで「強度計算書と現地写真を出せ」と言ってきて、杭間ピッチやスゥエーデン式サウンディング調査をせよと言ってきたら。。。
ありえない話しではありません。
思えばこの辺の動きは「再エネの基幹電源化」から始まっているような
「再エネ主力電源化」を閣議決定!(基太陽光発電技術者の道楽さブログより)
政府は再生可能エネルギーを明確に『基幹電源』と位置付けた (環境ビジネスオンラインより)
道楽人さんの記事は2018年7月ですが、環境ビジネスオンラインは2018年3月です。
この3月の発表はなぜあったのか。。
再エネを基幹電源に → 基幹電源なんだからちゃんとしろよ → ほら、ここJISに適合してない → 認定取り消し
こういうストーリーを描くことができます。
これができると何がいいか。
真っ当な発電所を残し、やばい発電所を排除することができます。
国民のためには悪くない話しです。
あとは僕らが「真っ当な発電所」でいつづけられるか。
「強いものが生き残るのではなく、環境に適応するするものが生き残る」
環境に適応する
世の中に合わせて変化する
とても大事なことですね。
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