5年後に7割の地方銀行が赤字になる。
こんなお話しを聞いたことがある人はどれくらいいますでしょうか?
これは金融庁が昨年10月25日出した金融レポートに乗っていた予測です。
なぜ銀行が赤字になるのか
銀行の利益は融資に対する利息です。
日本は伝統的に金利が低い国です。
バブル期ですら世界的に見てもかなり低い金利でした。
これは「お金の価値」が他国と比べると高かったという側面があります。
(だから僕は将来も金利はあまり上がらないのではないかと予測しています)
金利が低いということはそれだけ銀行の利益が生まれにくい構造にあります。
リーマンショック以降、アメリカも日本も金利を下げる方向に誘導してきましたので当然ながら銀行の利益は出づらい状況になってきます。
そこに追い打ちをかけたのがアベノミクスです。
マイナス金利政策が出てきたので、銀行が日銀にお金をあずけているとどんどん銀行が損をしてしまいます。(超単純に考えると)
つまりアベノミクスは金利の低下→融資の増大(融資するしか銀行の食い扶持はないですよ)→信用創造による国内マネーの増加を狙っていたわけです。
ところが融資の先がない!
これが日本のの辛いところ。
融資先がないんです。
もっと言うと成長産業(高い利息が取れる分野)がない。
その分野に融資をするスキームがない。
これが痛い。
国内の銀行は形式的な審査と形式的な合格を望んでいます。
つまり担保です。
ところがリスクを負ってでも進めようという成長産業にいる人たちはこの担保を出せる人がとても少ないのです。
そうする金融機関的には融資で利ざやが取れるような形が取れません。
最後のとどめ?スル銀とかぼちゃやレオパレス問題の不動産ショック
なぜか日本は土地や建物が好きでマンションやシェアハウスには積極的に融資をしていました。
20年後の人口を考えるとどう考えても破綻するんですが強気です。
案の定空室率がどんどん上がってきているマンションやアパートの話が出てきています。
こうなってくると銀行本体は融資も締め出してきます。
一周回って じゃあ銀行はどこで儲けるんだよ。
ここに戻ってきます。
不動産融資もダメ。
太陽光にも貸さない。
こうなると銀行が得るものは個人向けの保険商品や外貨建ての保険商品ぐらいしかありません。
団塊の世代が積み上げてきた預貯金を狙ってここに打ち込むのが最後の砦。
そして、ここが食い終わると。。。いよいよ銀行の大リストラ時代がきます。
実はそれを多くの銀行員が理解しているのでは???
恐ろしいことにこんな話はどの銀行の職員もある程度理解してそうなところ。
きちんと事業として拡大しようとしている太陽光発電投資家さんはたくさんいますから、銀行の皆さんには是非、適正な審査をしていただきたいところ。
一番辛いのが門前払いです(涙
お話だけでも聞いてくれれば、日本の信用創造はもう少し進むんですが。。。
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