公庫を使わない越境融資の便利ツール発見 実際に組み立ててみます
以前書いた上記の記事。
実際にこのツールを使ってある理屈を組み上げ、銀行に越境融資のお電話をしてみました。
その理屈とは出島理論といいます。(命名者 借金大好きhamasakiさん)
予想以上に担当者ノリノリ。
こっちがビックリするくらいノリノリ。
え?できちゃうんですか?
出島理論ありなんですか?
公庫以外の越境融資の基礎理論はあるか?
なかなかこれといった方法がない越境融資。
太陽光発電所のエリアと自分の居住エリアがズレている場合、どうにかしてそれを越境する必要があるのですが、地方銀行にはその理屈がなく、多くの人が苦しんでいますよね。
2月17日に神戸で開催した「徹底的に融資対策セミナー」で思いついたのがこの出島理論です。
きっかけは某銀行さんが「本拠地ではそうでもないですが、神戸支店では事業性融資をメインにやってます」と言っていたこと。
これじゃん!と閃いたのがこの出島理論。
地方銀行が越境融資を苦手にしている理由
日本の地方銀行の伝統的な役割は地方企業のメインバンクとなることです。
メインバンクになり、その会社の口座を抑え、その会社の与信状況に合わせて融資をします。
時にはつなぎ融資などで地域経済の潤滑油になることを目指しているのが地方銀行です。
この理屈では他県の発電所に融資を組むことは難しくなります。
土地やシステムを担保として取りづらいというのがその理屈です。
一方、事業性を評価した融資をしてくれる金融機関であればこの理屈から外れることも不可能ではないかもしれません。
土地、上物、権利を担保化し公正証書で固めてしまえばかなり強い担保になります。
越境することのハードルは低くなるはずです。(理屈の上では)
しかし、これだけではダメです。
なぜなら、事業性融資は金融機関にとってとても手間がかかる融資 (マイナス1)であることに加え、越境融資はさらに面倒(マイナス1)だからです。(合計マイナス2)
出島理論でマイナスをひっくり返す
地方のA銀行の支店網をチェックしてみてください。
案外県外の支店がありますよね。(県外支店 = 出島支店と定義)
ポイントはここです。
この出島になっている県外支店はその地域の経済人からしたら余所の金融機関です。
普通はメインバンクにしようとしませんよね。
つまりこの出島の支店は他の方法で稼ぐしかないわけです。
実際に某支店に当たってみた
某N県(新潟県ではないですよー)の金融機関の支店が実は新潟県にもあります。
と言ってもその支店の場所は僕の居住地からは120kmほど離れています。
そこは法人を作ったので支店登記をしたり、色々と「保険」を効かせることもできるはずです。
ツテは一切ないので正面から電話してみました。
すると・・・
冒頭で書いた通り、融資担当さん案外ノリノリ。
来週アポイントをもらい早速お邪魔してきます。
この理論、案外けるのではないでしょうか?
例えば隣県だったり、自分の実家が離れたところにあったりしたら案外もうけものかもしれません。
********** おしらせ ***************
太陽光発電ムラ仲間募集中!
facebookグループ「再エネでエネルギー自給率200%を目指す太陽光発電ムラ」仲間募集中です!
抑制なしの九州セカンダリ物件(40円物件)
【稼働中物件】鹿児島県大隅町55.08kW 2400万円 (税込)
太陽光発電所の値付けお手伝いいたします
残期間、売電量、終了までの事業計画、融資適格性、そして相場を評価して値付け・販売をお手伝いいたします。
私が実際にやった融資獲得セミナーの動画はこちら
題名:サラリーマン流の融資の通し方 ベンチャー3年目の社員が2年で6000万円の融資を通した事例紹介
講師 : 私
アドバイザー : もがみ自然エネルギー 栗田伸一
【FIT法無料対応!】みなし認定申請&看板設置無料の年次点検
みなし認定申請と標識看板の設置は無料で実施します!
「融資獲得サービス実施中!」
低圧向け スカイプ相談&資料雛形提供サービス
高圧向け 成功報酬型融資獲得サービス
【太陽光発電ムラセミナー動画】
◼︎豪雪地帯で年商の4倍の融資を獲得した元銀行マンの交渉術
◼︎実際の火災例から学ぶ太陽光発電所のリスクとその回避方法
◼︎既存案件の認定取り消しも! 知らないと恐ろしい改正FIT法の落とし穴
3本セットはこちら
コメントを残す