発電所の年次点検を自分でするにはどうすればいいでしょうか?
年次点検でいうと
・架台の目視
・雑草の目視
・土地の状況の目視
・基礎の目視
この辺が目視点検項目です。
そしてそのさきが機器点検項目になってきます。
パワコン、パネル 機器点検の切り分け
まずは監視装置のチェックとパワコン自体のチェックです。
パワコン単位で見られる監視装置であればまずはそれを確認しましょう。
繋がれているパネル枚数が同じであれば、大体発電量は揃うはずです。
これが揃っていないのであれば、そのパワコンやそのパワコンに繋がれたパネルには何かしらの異常があるということになります。
パワコン単位で見られないのであれば、現地に行ってパワコンの数字を見ていく必要があります。
そこから先をさらに詳しく見ていこうとすると、ストリング側(パネルーケーブル側)を見ることになります。
ここは
・ストリングの開放電圧
・ストリングの内部抵抗
この辺が一番基礎的なデータです。
開放電圧が10Vレベルで差があるようだと、ストリング側で断線が起きている可能性があります。
作ってもらった電気工事店さんにお願いするのが一番簡単なんですが、、、
当然有償になるでしょう。
自分でやりたいのであれば、電気の基礎知識と、専用の機器が必要になります。
特に問題になるのが、電圧の差異を見つけた後の「故障パネルの特定」です。
ここを簡単にやるのは上の画像で紹介した「ソラメンテシリーズ」が便利です。
一枚一枚のパネルをコネクタを取り外してテスターを当てていく方法もありますが、正直面倒です。
このソラメンテシリーズであれば、MC4コネクタを取り外すことなく、パネルの状況を直接探り当てることができます。
【eソラメンテ-Z eZ-10】低圧発電所のパネル点検はこれ1台でOK
低圧太陽光発電所向けの一番安いシリーズは25万円くらいです。
中小企業、個人事業主であれば一括償却をすることも可能です。
ちょうど30万円の利益を消したいという方にはぴったりですね。
税金対策をしたと思えば、実質2割引で購入したようなものです。(企業の法人所得税の場合)
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超簡単な方法として裏面からセル単位の温度を測定する事で断線が特定できます。
これは、発電すしていると温度が発生し「発電量と発熱量」は比例する為、今流行りの「コロナ用」「非接触温度計」(3000円~)でセル単位の温度を測る事で故障個所が推定できます。「ピー」「ピー」で終わりです。
後は、メーカーに再現試験をしてもらって保険で取り換えとなります。(自分でやると保険が利かなくなる事がある。)。測定した一瞬は、正常でも系統電圧の変化で異常になる事もあります。
贅沢を言えば24時間連続測定が必要ですが、それは贅沢かもしれません。(我が家は24時間測定です。)
非接触体温計の新しい使い方!
ソラメンテ、高い段に届くかどうかが最大のネック、、
って思っていましたが、
「裏面から測定」
には目から鱗でした。
ぜひそこの部分、アピールしてくださいませ。
ありがとうございます。
早速ブログのネタにしてみました。