借金大好きhamasakiです。
今回は、経済産業省の最新資料から判明した「2026年度(令和8年度)の出力制御見通し」についてお話しします。特に「無制限無保証ルール」で発電所を運営されている方にとっては、少々耳の痛い、しかし目を背けてはいけない数字が出てきました。
2026年度、太陽光の出力制御はどうなる?
各電力会社が公表した、太陽光発電に限定した制御率(無制限無保証ベース)の予測値がこちらです。代表値から風力のデータを除外し、私たちが直面する「太陽光」の数字だけを抽出しました。
【2026年度 太陽光出力制御予測と収支シミュレーション】 (※年間本来売上 250万円の場合)
■ 九州電力(ついに10%の大台突破) 2025年:9.20% → 2026年:10.30% 2026年想定売上:2,242,500円
■ 四国電力 2025年:5.83% → 2026年:6.45% 2026年想定売上:2,338,750円
■ 中国電力 2025年:4.68% → 2026年:6.16% 2026年想定売上:2,346,000円
■ 沖縄電力 2025年:4.36% → 2026年:4.76% 2026年想定売上:2,381,000円
■ 東北電力 2025年:3.31% → 2026年:4.39% 2026年想定売上:2,390,250円
■ 北海道電力 2025年:2.95% → 2026年:3.89% 2026年想定売上:2,402,750円
■ 北陸電力(前年から倍増) 2025年:1.13% → 2026年:2.37% 2026年想定売上:2,440,750円
■ 関西電力 2025年:0.90% → 2026年:1.71% 2026年想定売上:2,457,250円
■ 中部電力(前年から2.6倍に急増) 2025年:0.59% → 2026年:1.56% 2026年想定売上:2,461,000円
■ 東京電力 2025年:0.00% → 2026年:0.00% 2026年想定売上:2,500,000円
結論:防ぎようのない抑制にどう立ち向かうか
九州がついに10%の大台に乗ったことも衝撃ですが、私が注目しているのは「中部・北陸・関西」の伸び率です。北陸は前年比で2倍以上、中部に至っては約2.6倍に膨れ上がっています。
現在、無制限無保証ルールの下で行われる抑制は、事業者側で防ぐ手立てがありません。私たちが今すぐやるべきことは、この目減りする売上を前提とした**「資金計画の再構築」**です。
年間で数万円、数基持っていれば数十万円のキャッシュが消える計算になります。金利上昇の足音も聞こえる中、それでも事業として成り立つよう、守りを固める時期に来ています。
2027年度、反撃の狼煙を上げる
ここまで厳しい数字を並べましたが、絶望する必要はありません。 実は、この「抑制の嵐」を回避する道が準備されつつあります。
それが**「FIP制度への転換」**です。
現行のFIT制度のままでは、電力会社の言いなりに抑制を受け入れるしかありませんが、FIP制度に切り替えることができれば、2027年度から抑制を減らすことができるようになる見込みです。
制度の詳細は次回の記事でじっくり解説しますが、2026年を耐え抜いた先には、自ら売電をコントロールし、利益を守るチャンスが待っています。今はしっかりと足元を固め、次の一手に備えましょう。
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