発電所の候補地があった時、業者にレイアウトを組んでもらいたいですよね?
業者目線で言うとレイアウトを組むには測量図面があるとベストです。
しかし、測量図面というのは実はなかなかありません。
そんな時どうやってレイアウトを依頼すればいいでしょうか?
1.測量をする
これがベストです。
測量図面を元にレイアウトを組めば大きなトラブルはあまり起こりません。
トラブルがあるとすれば3次元形状を読み取れない事(北下がり、東下がり、凸凹、周囲の壁の影響など)が大きな原因ではないでしょうか?
ただし、有料なのでレイアウトを組むためだけにやるのはちょっともったいないです。
実際にやる事が決まって、工事費用を工面する中に測量費用が入ってくるのはしょうがないと思いますが、この検討段階では結構きつい!
2.公図を使うのはお勧めしません
法務局に行くと手に入れる事ができる一番簡易的な土地図面が公図です。
しかしこの公図はズレが大きい事で有名でレイアウトを組むには全く向いていません。
下手したら1.5倍もずれている事もあるという話も聞いた事があります。
3.意外と使えるのがgoogle map
意外と使えるのがgoogle mapです。
もちろん空撮映像は完全に上から撮っているものだけではないので実際には少しずれます。
しかし公図と比べるとかなり正確です。
申請段階ではgoogle mapを元にレイアウトを仮で作っておいて、実際に施工する段階で工事業社さんに測量を依頼して正確な設計をするのがいいのではないでしょうか?
google mapを使って実際に土地範囲を図示する方法を紹介します
まずはgoogle mapで目的の土地を表示します。
まずは航空写真モードに
その時に、左下の「航空写真」と書かれた場所をクリックし空撮モードに切り替えます。
そうするとこのように目的の土地が出てきます。
その写真をキャプチャー(画面コピー)してみましょう 縮尺を入れるのがポイント!
Windowsであれば「Ctr + Alt + Prt Sc」。
三つのボタンを同時に押すので大変ですが、この操作をするとアクティブになっているウインドウの画面コピーが画像化されます。
macであれば「shift + commnd + 4」でキャプチャーをする事ができます。
これで目的の土地を画像化しましょう。
その際、右下に縮尺がしっかりと映るようにキャプチャーする事がポイントです。
画像をパワーポイントやエクセルなどのツールに取り込む
ここから土地の範囲を正確に書いていく必要があります。
もちろんプリントアウトしたものを手書きで範囲描写してもいいと思います。
しかしデジタルで処理できればもっと楽です。
その方法はパワーポイントやエクセルなどのツールを使う事です。
どちらのツールにも「挿入 → 画像の挿入」や「挿入 → 写真 → ファイルからの画像」などのコマンドがありますからそれで画像を取り込みましょう。
このようにエクセル上に画像を取り込む事ができます。
画像ツールを使って範囲を図示しよう
エクセルには自由に描画をする「画像ツール」があります。
上のメニューから「挿入 → 図形」と選択します。
するとこのような画像ツールが出てきます。
直線や矢印を引くツールも含まれています。
この直線を引くツールを使ってこのように描画してみました。
ここまで範囲を指定すればとりあえず「土地が予定の土地と違った」ですとか「地番が違った」と言ったトラブルは防ぐ事ができます。
ではこれでレイアウトが完成するのか?というとまた別問題
このような画像を太陽光の業者に送るととりあえずレイアウトを組んでくれるところまではいけるはずです。
そしてそれをベースに申請をする事も出切るでしょう。
しかし、そのレイアウトで本当に発電所を立てる事ができるのか。
それはまた別問題です。
google mapにだって当然ズレはあります。
しかも画像に人間が手で(それもエクセルやパワポ上で)引いているわけですから誤差だらけです。
1mどころか10m位ずれる事だってあるはずです。
実際の施工の際はケチらずにしっかりと実測(できれば測量)をすることをお勧めいたします。
この手書きベースの図を元に「この図面で発電所を作ってください」なんて言われたら、「図面は引き直しだな」となるのが普通です。
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マップ上で右クリック、一番下に距離を測定とあります
後はクリックしていけば距離が出てきます
クリックしてポイントを増やしていき最初のポイントをクリックすると面積がでます。
以上ご存知でしたら失礼しました^^;
たかぱぱ様
知りませんでした!
やってみたらめちゃくちゃ便利じゃないですか。
ありがとうございますm(_ _)m