私が所有している新潟市の発電所のPCS交換に関する話です。
元々は田淵9.9kW5台で25ストリングの発電所でした。
これをHUAWEI4.95kW10台に変更したわけです。
工事会社さんには工事費を抑えたいのでストリング側はいじらずに、ストリング2本のPCS5台と3本のPCS5台という指示を出しました。
2本のPCSで10ストリング。
3本のPCSで15ストリングという計算です。
なんですが、昼にPCSのデータを見ていると
PCS1(3本のPCS)
PV1 250V 10A (計算すると2.5kW)
PV2 250V 5A (計算すると1.25KW)
といった感じの発電量なのです。
わかっていたことですがw
2本入ったMPPT回路はピークカットされ、1本のMPPTはまだ余裕がある状態。
つまりこのPCSは余程の天候に恵まれないと4.95kWは出ないわけです。
悔しい!
ということでストリングをばらし、自力で最適化していきました。
するとどうなったかというと
PCS1
PV1 320V 7A (計算すると2.24kW)
PV2 350V 7A (計算すると2.45kW)
こんな感じで明らかにバランスが良くなりました。
工事費はケチってはいけませんw

まぁ自分で直せるので今回はOKということにしておきます。
残り2台のPCSを最適化してこの発電所の作業は終わりです。
ここを最適化すればこの秋の日射で45kWくらいは出るでしょう。
夏になればちゃんと49.5kW出ると思います。
なんですが、天候が悪すぎて工事をする気が起きません。
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