自分で所有している発電所を売却したい！

こんなことを考えたことはありますか？

もちろん僕はないのですが、逆に僕は中古の発電所を購入しています。

つまり「発電所を売却したい」と言うニーズはあるのです。

ではどんな人が売却したいのか？

答えは様々なんですが例えば

• 事業を転換したい
• 初期にキャッシュで作った発電所を売却して手元にキャシュが欲しい
• 100％即時償却で買った発電所を売って現金化したい
• 複数発電所を所有するようになったので遠方の物や条件劣る物を一度売却したい
• 融資枠に限があるので、自分が持っている中で条件の悪い物を売ってしまいたい

こんな感じでしょうか？

ではどんな売り方があるか？

気をつけなければいけないのは利益と売却と実際のキャッシュです。

発電所の売買は「譲渡契約」の一種ですから「譲渡税」が発生する

売却益は「簿価額面と売買金額の差額」で決まりますから、簿価が1500万円の発電所であれば2000万円で売却すると500万円の会計上の利益が出てしまいます。

この部分には譲渡税が発生しますからご注意ください。

フルローンの物件は売ってもメリット（キャッシュ）が出づらい

ここで気になるのがローンとの相殺状況です。

当然ながらローンは全額返済しないといけません。

そう考えると、、、分譲をローンで買ったような物件は売ってもあまりキャッシュが手元に残りません。

もちろん100万200万は残るかもしれませんが、何か大きな事業をやる元手としてはちょっと心もとないですよね。

逆に利回りが高い自作型やローン比率が低いキャッシュ型の発電所は

逆に利回りの高い自作型はどうでしょうか？

うまく売れれば300〜500万円くらいの差額は得られるかもしれません。

しかし気になるのは自作ゆえの工事レベルの担保をどうするかということ。

これが単管パイプの発電所だったり、みなし認定の手続きをしてなかったりしたら、、、、最悪売れないなんて場合もありえます。

フェンスのない発電所も法令違反なのでもちろんマイナスです。

気をつけなければいけないのはババ抜き型の案件

一番気をつけなければいけないのがババ抜き型の案件です。

あなたが5枚のカードを持っていて、一枚がジョーカーだったとします。

利益があまり出ていなかったり、今は利益が出ているけど将来問題が出てくることが目に見えているような例です。

例えば認定上の問題が隠れていたり、地権者や近隣に問題があったり、監理契約業者に問題があったり、土地が崩れかかっていたり、架台がぐらぐらだったり、、、

とりあえず売電収益はばっちり上がってるけど将来は。。。

というのが見えているオーナーだったら。

今のうちの売っておこうという判断をする人もいそうですよね。

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