菅首相の所信表明演説の内容は次の通りでした。
一 新型コロナウイルス対策と経済の両立
二 デジタル社会の実現、サプライチェーン
三 グリーン社会の実現
四 活力ある地方を創る
五 新たな人の流れをつくる
六 安心の社会保障
七 東日本大震災からの復興、災害対策
八 外交・安全保障
菅義偉内閣総理大臣(出所:衆議院インターネット審議中継)
その中でグリーン社会の実現を3番目に表明しており、
次のような発言をしました。
「菅政権では成長戦略の柱に『経済と環境の好循環』を掲げ、
グリーン社会の実現に最大限注力していく」
「我が国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体として
ゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、
脱炭素社会の実現を目指すことをここに宣言する」
「省エネルギーを徹底し、再生可能エネルギーを
最大限導入するとともに、安全最優先で原子力政策を
進めることで、安定的なエネルギー供給を確立する」
「石炭火力発電に関する政策を抜本的に転換する」。
「もはや温暖化への対応は経済成長の制約ではなく、
積極的に温暖化対策を行うことが産業構造や経済社会の
変革をもたらし、大きな成長につながるという発想の
転換が必要」
「鍵となるのは次世代型太陽電池、カーボンリサイクルを
はじめとした革新的なイノベーション。
実用化を見据えた研究開発を加速度的に促進する」
「規制改革などの政策を総動員しグリーン投資の
さらなる普及を進めるとともに、脱炭素社会の実現に向けて
国と地方で検討を行う新たな場を創設する」。
最後に「総力を挙げて取り組む」と強調。
今まで逆風だった再生可能エネルギーに、
追い風が吹くかもしれないと感じました。
以上です
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