太陽王子!
2月にご相談したセカンダリー案件、取引完了しました!
改正FIT法の影響で予定よりも随分時間かかりましたが・・・。
今まで全ての発電所を自社施工してきました。
一方で、今後、改正FIT法が施工されれば、
おそらく面倒になり売却する人が出てくると思っていました。
中には掘り出しものも出てくると予想されます。
そんなところに、40円の低圧中古案件の話が飛び込んできました。
場所も当社発電所から車で10分の好立地。自宅から1時間程度です。
しかし、セカンダリー取引なんてしたことないし、そもそも始まった
ばかりのビジネスなので、全国的に見ても実績は非常に少ない。
「人柱セカンダリー取引」 だなあと思いましたが、
まずは考えられる必要書類を確認。
設備認定、電力会社との接続契約書、土地登記簿、竣工図、
単線結線図等、必要な書類はモレなく一通り揃っていることは
確認できました。売電実績も悪くないです。
まずは物件を確認することに。
今まで太陽光発電を施工してきたノウハウを活かして、
中古発電所のチェックを行いました。
40円時代に流行った、
・TAKIGENの単管架台
・パワコン容量≒モジュール容量の設備
です。私も同様の仕様で検討していたことを懐かしく
思い出しました。(実際にはコンクリ置き基礎仕様にしましたが)
細かい部分を見ればきりがないですが、合格レベルの施工品質でした。
また、施工補償10年が付与されており、所有者が変わっても
引き継がれるとのこと。
しかも、施工業者は過去にお会いしたことのある
知り合いの業者さんでした。
発電所までの道路が少し崩落しており、車が入れないのが
マイナスポイントですが、総合的に見れば合格レベルの発電所です。
ちょうどその時期は、改正FIT法がどうなるか、いろんな噂が
飛び交っていた時期で、太陽王子も、購入は改正FITの内容が
おおよそ分かってからのほうがいいのでは?
とのアドバイスでした。
特に太陽王子は架台の書類を提出する必要が出てきた際に
不安が残るとのことでした。
結果的には当初の経産省案より随分簡易な書類の提出でOKになり、
架台に関する書類は不要となりましたが、当時はどうなるか
分かりませんでした。
しばらく待って、おおよそ改正FIT法の内容も判明し、
今回の案件も問題なさそうだったので、所有者の方との
商談を斡旋業者経由で希望したところなかなか回答がきません。
どうなっているのだろう。
次に続く
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