最近は指定した日付の太陽の位置をスマホのカメラに合わせて表示してくれるAndroidであれば、サン・サーベイヤーとかのアプリがある。自分が使っているなかでは一番ずれが少なめで表示してくれるサン・サーベイヤーだと下のような感じ。
それを使って、土地の日照時間とかを確認したりするのだが、場所によってはかなり実際とはずれて表示されたり、南が正しく表示されなかったり、地平線が傾いたりする。
また、太陽の軌跡を夏至、春分・秋分、冬至とそれぞれ変えながら記録しないといけないのと、東と西(場合によっては南も)を土地の何箇所かで試して記録しないといけないので、時間がかかって結構大変なのである。
なのでできればもっと簡単に記録したいというのはないだろうか?
最近はなんと100円ショップでスマホ用の魚眼レンズを売っているのをみつけてビビったのだが、Amazonとかでも1000円前後でスマホ用の魚眼レンズを売っている。自分が買ったのは235度の魚眼で1,180円とかいうやつ。でこれをスマホにつけて撮影すると、1箇所につき1回の撮影で済む。
そのとき遠方に方角がわかるものが写り込むのであれば、あとからGoogleMapで確認すればよいし、ない場合はスマホの向きをあわせて撮影しておけばよい。
で、一回だけしないといけない作業があって、それは自分のスマホ+その魚眼レンズで写した写真の実際の角度がどうなっているかを調べて、太陽の軌跡を描く作業が必要になる。
どうやってやるかというと、まず場所はどこでもいいが目印になる電柱とかがあってわかりやすい場所で水平を固定して0度から90度まで角度を変えながら魚眼で写真をとる。たとえば90度,80度,70度・・・と次のような感じ。
そうすると目印が写っている場所で魚眼レンズのどの位置がどの角度かということがわかる。それにあわせて円をVisioとかwordとかExcelとかなんでもいいけど写真に重ねて書いていく。そのあとは、その角度にあわせて、太陽の軌跡を夏至、春分・秋分、冬至とプロットする。
(参考)太陽高度の一日の変化
で、その図ができあがったらあとは、実際に撮影した写真と入れ替えて重ねてみると、各季節ごとの日照時間が一目でわかる。こんな感じ。
魚眼レンズなので、写真を撮るときにスケッチブックに場所の番号を書いて一緒に写しておけばあとで写真を間違えることもないし、とても便利。
土地にどのくらい日が当たるか簡単に調査する方法でした。
(サンプルの写真は太陽のプロットまちがえて逆に書いたので仕方なく写真を反転しています)
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