前回述べた目指すところの積算根拠について書いてみます。
1. 発電所1箇所につき機材の費用が1万円以下。
こいつは、とりあえず2年程度の実験でお古のスマホを利用する。ヤフオクで中古で手に入れた場合でも5000円程度で調達可能。無停電電源とかつけなくても1日程度の停電に耐えられるし、監視カメラ用に使えるカメラ付いてるし、以外と計算能力あるのでワンチップマイコンよりいろいろな処理をさせられるし(*1)、インターネットには格安sim入れて簡単につながるし、Wifi付いてるし。たぶんつかわないけどbluetoothもあるし。最悪電源なくても太陽電池だけで動作させられるし。これらを個別で調達するとそりゃええ値段になるんですが、こんな高機能なものが格安で中古で手に入るので、これを使わない手はない。パワコンからスマホまでのデータ送信はEPS-WROOM-02というWifi付きのワンチップマイコンで。ワンチップマイコン自体はおどろきの500円程度で手に入るのでその他もろもろの 部品代あわせて3000円くらいにおさまるんじゃないかと。
今回使用するワンチップマイコン。こんな500円くらいのモジュールにあと部品ちょっとつけるだけでRS-485のデータとりこんで、ちょっと整形して、スマホに自動でWifi接続してデータが送れるとか驚き。
2. 月々の通信費用は370円
いままでの撮影での監視ではもとDTIのServersMan SIM LTEのSIM(今はToneモバイルになってますね)とAEONモバイルのSIMを使ってたんですがServersMan SIM LTEは月々467円、AEONは普段使っているスマホのSIMにデータ通信専用を2枚追加して使ってるので正確な値段がでませんが、まあ500円相当かと。これで30分おきにfull解像度の写真あげてもいけてるんで500円におさえられるのはわかってるんですが。Excietモバイルのsimで最適料金プランで3枚セットで月々1050円(合計で100MB)というのがあるんですが、これだとちょっときついので1100円(合計で500MB)で通信量おさえればいけるんじゃないかと。そのためにもデータはローカルで処理して処理した結果をアップする必要があるかと。
(*1)理由はまた書きたいとおもいますが、データをローカルで処理せずにネットの先で処理するのは電波が安定しない田舎だと難しいという結論でした。
あと月額1000円以下のsimだと固定IPもらえないだけでなく、ネットワークが二重ルータ状態になっているためDynamicDNS使っても外部から直接IPがみえないという問題があります。要するに発電所からデータを送るのは簡単なんですが、リモートからなにか操作しようとすると非常に大変です。VPNを張ったりスマホのroot取ったりして、いろいろやってみて外部から操作することは一応できることはできるんですが、システムが複雑になってめんどくさいんでできるだけシンプルにいこうかと。
その辺もまたいつかおいおい書いていこうかな。
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