内訳的にはこんな感じ。
出力はパワコンの出力。上の図は系統接続費も含めたシステムの設備費。約30kWの出力で初期費用的には570万円くらい。土地の値段は入っていない。
40円自体にしては結構安いのは、土地の測量(これはなんちゃってだけど、一応三角測量でちゃんと調べた)から電気工事とは全然関係ない仕事してたけど、一応電気工事士の資格もってたので、設計、電気工事まで全部自分でやったので。
このときは普通に働きながら平日の夜に残業終わってから設計と申請資料書いて、土日は現場に行って自分で電気工事やってました。架台を作るのは建築士の親父に手伝ってもらったけど、基本、人件費がかかってない。
出力に対するkW単価的には19万円くらい。でも、設計当初から過積載で設計してるので、効率低下分を含めた実質出力としては42.4kWくらいの非過積載の発電所と同等なので、その出力で計算してよければ、kWあたり13.4万円くらい。
実際これ以外にも、土地の費用114万円以外にも、土地の固定資産税とか償却資産税が毎年かかかるのと、通信・保守費をあわせると20年間での全費用は910万円くらいになる。
このころは近くに発電所あっても認可おりてたので、交通費とか通信代とかは周りにある同様の発電所と分割できるのと、ありがたいことにこの場所は土が固すぎて雑草があまり生えてこないので、防草シートとかの費用がかからないのは大きいと思う。代わりに架台を打ち込むのが大変だったけど。
で、年間の売電量的には、212万くらいあるので、実質利回り的には24%くらいある。4.3年で初期費用が回収できるような感じ。(後から払う税金分も全費用の計算に入れているので実際はもっと早く回収できる)。
今は太陽光パネルはすごく安くなったけど、その分、その他費用の割合が高くなりすぎてずいぶん利回りが下がってしまった。それでもまだまだ新しい発電所を作るために頑張ろうと思っている。
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