次に行ったのが「セミナーに参加してみる」であった。

前述のサイトからめぼしいセミナーを選び参加を申し込み。

東京を中心に2～3ヵ月に1度くらいは開催されており、いずれも参加は無料。

こういってはなんだが、いっときほど人も集まらないようで「まだ3席空きがあります！」と空席を埋めるためのメールがよく来るので満席で参加できないということはなさそう。

プログラムとしてはだいたい、販売会社のPR、低圧太陽光発電投資初心者向けの概要の説明、メリットとデメリットの説明、このセミナー参加者限定の物件紹介、その後 希望者のみに対して個別商談会　という流れ。

それまでwebで得た知識があるので半分以上はまあ知ってるよ という内容。その中でも知らなかった情報や一般公開されていないデータなどもあり割と有益であった。

参加する前から(絶対雰囲気に流されないように)と今回はその場で商談をするつもりはなく、持ち物に印鑑や会社勤めの源泉徴収票のコピーとあったが、あえて持参せず。

それでも個別商談会にも参加はさせてもらうと、webでは見れない突っ込んだ物件情報が見れたり、発電量と売電収入の具体的なシミュレーションが見れたりと収穫はあった。

その後、1か月後くらいに2回目のセミナーに参加。

今回は良い物件があれば契約する意気込みで参加。販売会社としてもセミナー限定の未公開物件を用意していることが多く、案の定、それまで物件を数多く見て肥えた目で見ても「良さそう」と思える物件を紹介いただき申し込むことに。

ここで問題発生。

事前の妻との擦り合わせにて「信販会社でローンを組むのは嫌だ。公庫か銀行で」という決め事があったのだが、販売会社の提携ローンはジャックスのみであると言う。

一応相談をしてみると、「もちろん公庫他で融資を得ても構わない」「が、契約は先着順。ローンの審査が下りた順」「信販会社は3日程度で審査がおりるが、公庫・銀行となると1か月はかかるだろう」とのこと…

想定外の出来事である。

と、ここで販売会社からの提案。

(今思うとこれも“契約あるある”で彼らとしてはシナリオのうちだったのであろう)

いわく、ジャックスは繰り上げ返済手数料がゼロである。なのでまずジャックスで審査をうけOKが出たらとりあえずジャックスでローンを組んで物件を契約してしまいましょう。並行して公庫や銀行にも借り換えローンの申し込みを行い、より低い金利のローンが組めたら手数料はかからないので一括返済してしまえばいい。良い物件はのんびりしているとすぐなくなっちゃいますのでこれが常套手段ですよ　と。

この時はこの説明に合理性を感じ、納得したので提案のまま物件への契約意思を示し、ジャックスに融資の申し込みをすることにした。

後にこの件で頭を悩ますことに…