見積りの説明をしに、J㈱が来宅されました。
前回お話した95Wタイプのモジュールですが、既にその商品が載っているパンフレットも持ってきてくれたので、この情報は確かな情報だなぁと納得できました。
今回持ってきてくれた見積りは、次の2つのパターンです。
①3.325kw(95W×35枚)
②3.15kw(150W×21枚)
ソーラーフロンティアについて、かなり詳細なデータを持って説明してくれたので、大変参考になりました。
シリコン系との対比については、CISの強みとして次のことを説明してくれました。
①耐久性が優れている。
これは、宇宙空間において、結晶シリコンよりも圧倒的な耐久性を示したという実験結果の情報を教えてくれました。CISはほぼ100%近くを維持。シリコンのほうは80%を割り込んでしまったものもあったという情報でした。
正直、宇宙環境と地球環境は違うので、これが強みになるのか??とちょっと疑問には思いましたが、まぁ宇宙でも耐久性があるということは、シリコンよりは耐久性が高いのかなぁとは思いました。
②長期出力安定性
減少率の最大値は、年間0.5%、20年間で10%とのこと(厚木リサーチセンター)。これだから、パネルに対して20年間の保証を付けられるのでしょう。
一方、シリコンについては、単結晶が年間0.5%~2.7%、20年間で10%~54%とのこと。単結晶のシリコンでも、メーカーによってかなり差が出るようですね。日本製なら、CISと変わらない減少率を達成できそうですが、中国産だと少し不安になる情報ですね。
ちなみに、多結晶だと、年間減少率が0.3%~1.3%、20年間で6%~26%とのこと。
安定性は多結晶のほうが高いと判断していいものかどうか。。担当者の説明では、単結晶のほうが安定性があるのではないかと思うので、単結晶が開発されて間もない頃のデータかもしれないというような説明をされていました。
安定性については、国内産であれば大差ないのかなぁと感じましたね。
次回は、担当者が持ってきてくれたシュミレーションをご紹介したいと思います。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。