7月1日から3日まで、越境会3周年記念イベントで宮古島に行ってきました。
宮古島は沖縄本島から300km。どちらかというと台湾のとなりといったほうがわかりやすい島です。
宮古島はエコアイランドと自らうたっていて、実際に「エコアイランド」で検索すると宮古島がヒットします。
宮古島の特徴は島全体が珊瑚で出来た「石灰岩の島」だということです。
これに尽きます。
琉球石灰岩で出来た宮古島は水を凄まじく浸透させる特徴があり、年間2200mmも雨が降るのに島内に川が一本もありません。
なので海が全く濁らず、富栄養化が起こらず、めちゃくちゃ水がきれいです。
また、40mから60m下の岩盤は水を通さない構造になっていて島のあちこちに水が湧いているため、水不足もありません。ハワイのホテルには「シャワーの使いすぎ注意」と書かれていますが、宮古島はそんなことはありません。
そんな宮古島は実は昨年、1度も「猛暑日」がなかったそうです。
最高気温が35度以下だったということです。
信じられますか?
一つは海の影響があると思います。
海に囲まれた宮古島は熱がどんどん海に逃げるため、島内の気温は上がりにくいと思います。
でもそれだけなんでしょうか?
僕はこの地下水と琉球石灰岩が温度を下げる工夫をしているのではないかと思うんです。
(続きます)
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