驚きのニュースというか、やはりなというか、ソーラーフロンティアがパネルの自社生産をやめることになったそうです。
ソーラーフロンティアのパネルは国産であることはもちろんですが、シリコンのセルではなく、金属薄膜で発電するCISという独自技術でした。
CISは銅(Cu)、インジウム(In)、セレン(Se)を使った金属薄膜です。
ソーラーフロンティア社独自の技術なので注目されていましたが、逆にいうと研究開発を自社で全て行わなければならないという不利な点がありました。
その後シリコン系モジュールではバックコンタクト、ハーフカットセル、両面モジュール、HITなど新技術がどんどん出てきました。
パネル容量もFIT初期に240W近辺だったものが、現時点で450W近辺と約倍の容量になっています。(60セルにて比較)
しかし、その間、ソーラーフロンティアは140W近辺から185W近辺にアップしたのみ。
2018年ごろからほとんど容量の進歩はありません。
つまり研究開発でシリコン系の世界と圧倒的に差が開いてしまったのです。
メディアによる発表ではコスト競争に負けたというのが原因と書かれています。
それはその通りなんですが、コスト競争の前に、技術開発競争で負けているのです。
以前は日本は技術の国という立ち位置でした。
しかしその技術開発で負けているという現実を見る必要があると思います。
技術開発予算を確保できない以上、自社による開発は無理筋です。
京セラ、パナソニックなど他の日本パネルメーカーは果たしてこの後どのような決断をするのでしょうか。
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