今までも決め手がなかった低圧太陽光のパワコン選び。
20年間の長期間であることを考えると、電気代の安い三相PCSがいいようにも思っていました。
(単相は9台で月額2500円くらい 三相は5台で月額500円以下)
点検、管理をする上でも9台のパワコン(PCS)を管理するのと、5台のPCSを管理するのでは手間は倍違います。
そういう意味でもOMRON、SMA、新電元、安川電機などの三相PCSはとても優れたPCSという評価をしていました。
過積載率も高いですしね。
なんですが、OMRON、SMA、新電元、安川はことごとく三相PCSから撤退
そうなんですよ。
この秋でこれらのPCSは三相から撤退することになります。
理由はJET認証の期限が切れるからです。
となると三相PCSの選び先は・・・実質デルタ電子とソーラーエッジの2択になります。
両者とも「強烈な過積載」はできません。
200%越えをしようと思ったら、ソーラーエッジPCSを3台使って、1台の出力を16kW近辺に落として使う方法しかありません。
では他の方法は? 単相PCSをどう選ぶか
では単相は・・・というと例えばSMAの4.5kW11台構成やOMRONの単相9台構成、そしてパナソニックのPCSの9台構成あたりが選びやすいところ。
特にOMRON、パナソニックは保証も手厚いですし選択肢には持ってきやすいですよね。
2つとも自立電源化も可能ですから災害時の電源として地域貢献も可能です。
月々のランニングコストは・・・
東北電力管内では残念ながら単相は定額電灯という鉄の掟があるので諦めるしかありません。
あとは「出力抑制制御対策」ですね。
僕が所有しているSMAの発電所も対策が求められています。
追加費用ががっつりかかりますが、そこはしょうがないですね。
1年目の利益が会計的にもキャッシュフロー的にも綺麗に消し飛びます。
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