14円の申請も大詰めです。
そん中で時々あるのがパネルが45kWくらいになる規模の発電所です。
このくらいの規模だと本気で過積載型にすればパワコンは22kW(5.5kW 4台)でも入らなくもない感じです。
200%近辺の強烈過積載発電所が完成します。
しかし、これ、初期費用を抑える効果はあっても投資対効果を高める効果はないので要注意なんです。
(写真は筆者の持つ99kW低圧過積載発電所の快晴時の発電グラフ)
過積載が有効なのは パネルの上乗せ の時のみ
結論から言うとこれです。
過積載が有効になるのは50kWギリギリのパワコンに対してパネルをうわブレさせる時のみです。
なぜか。
それは「高圧にしたくないけど、パネルは置ける土地がある」という条件で過積載が生きてくるからです。
高圧にするとキュービクルが必要になりますし、年間の保安業務も必要になります。
その義務を負わないギリギリのところをパネルを積んで攻めて攻めて攻めるのが過積載という世界です。
低圧ギリギリでないレベルは過積載をすべきでないのはなぜか
一方で低圧ギリギリでない範囲では過積載をすべきでないのはなぜでしょうか?
答えは単純にピークカットです。
太陽光発電パネルから取り出せる電気はパネルの容量で決まっていますよね。
しかし、パネルが例えば80kWだった場合、パワコンを40kWにするのが正解なのでしょうか?
初期費用をとにかく落としたいという選択肢からはありです。
しかし、投資利益を得たいのであればその選択肢はなしです。
ピークカットも20年積もればかなりの金額になります。
パネルが80kWであれば、パワコンは低圧限界まで増設すべきです。
ではパネル60kWの時の選択は何が正解か?
この辺の微妙なラインが難しいところです。
パネル60kWの時はどうするべきか。
49.5kWでいくべきか、40kW近辺でいくべきか。
難しいところなんですが、僕は150%程度の過積載までは過積載ではないと判断します。
理由は日本の日射では100kWのパネルが100kW発電する時間はとても少ないからです。
パネルの定格容量は1平米あたり1000Wの光が当たった時の発電容量なんですが、日本の気候ではなかなかこの条件を満たしてくれないのです。
であれば、それをカバーする分くらいはパネルを上積みしてもそれは過積載とは言えません。
若干のロスですみます。
2〜3%くらいのロスは全然目を潰れる範囲です。
それが、僕の感覚ですと過積載率150%なのです。
なので、このパネル60kWレベルが実に悩ましい境目なのです。
パワコンマックスいってもいいし、40kWにしてもいい。
いやーーー、微妙。。。
皆さんだったらどうしますか?
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