マイナス金利を利用して太陽光発電所の融資を引き出す方法

(カテゴリ: 融資と金融機関)

新聞紙面ではマイナス金利の影響で住宅ローンの借り換え案件が増加していると報道されています。

僕が借りているのは新潟の某地銀さんなんですが、住宅ローンを組んだ時期はリーマンショックの直前。

当時としてはそれでも「今は金利が安いですから!」という触れ込みでしたが、皆さんご存知の通り、アメリカも日本も金利を下げまくり、それでも成果が上がらないので「今後も当面は金利を上げないよ」という宣言として量的緩和政策をとりまくりました。

 

さて、一方で僕は某ベンチャー企業の1年目の社員です。

僕が勤めている会社は太陽光パネルやパワコン、そして発電所の分譲物件を販売しています。

次年度の買い取り価格が24円と発表され、業界的にはブレーキがかかりつつあります。

では我々の会社は今何をしているかというと。。。。来年10月を目処に分譲を開始していく予定の自社プロデュースの新物件の準備をしています。

売電単価は今では貴重な36円/kWh(税別)。

準備をしながらいろいろ見ていると当然ながら

「僕も一個欲しいなぁ・・・」

「一個買いたい!」

「あれ?これ買っちゃうかも・・・」

と気持ちが入ってきちゃうわけです。

 

 

というわけで

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某地銀の融資窓口に行ってきました!!!

◼︎他行を含めた借り換えを検討しつつ、低圧の太陽光の分譲物件の相談にも乗って欲しい

という内容です。

このストーリーですと銀行さんも「お客さんである」という視点からスタートするのでかなり親身に聞いてくれている感じがします。

ちなみに地銀から見た僕の属性は

 

◼︎ベンチャー企業 1年目の社員

◼︎持ち家ローンあり。家は担保設定あり

◼︎融資を相談する物件は越境融資

 

という3重のハードルがあります。

かなりの逆境案件です(苦笑)

 

さて、結論から言うと。。。

もちろん銀行は「人」を見ていて、「何があっても返せる人なのか」を見ています。

それはビンビン伝わってきました。

話の要点としては

◼︎地銀であり越境融資は苦手

◼︎事業融資なので事業性を判断

◼︎借り手の資産内容が重要になる

という感じでした。

通り一辺倒の当たり前の話を言っていますが、この銀行のポイントが見えてきました。

この銀行は実はパネルに対する動産担保設定はやってないそうなんです。

一方で個人資産を判断して動産や土地への担保なしで融資をしているとのこと。

簡単に言うと「個人資産を持つ保証人を用意すればOK」という条件が出てきそうなパターンです。

実際、越境融資もゼロではないそうです。

 

なるほど。今後も相談しながら回答を探っていきますが、可能であれば他の条件での融資を勝ち取りたいなという印象を持ちました。

というわけで次は某大手銀行の新潟支店に「住宅ローンの借り換え&低圧太陽光分譲の個人所有の相談」ということでアポイントを取りました。。

アポイントは来週月曜日。3月8日の11時から。

さてさて、どんな情報が出てくるのか。

住宅ローンをお抱えの皆さん。

実はこの「借り換え」のストーリーは結構応用が効くかもしれないのでやってみてはいかがでしょうか?

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2 Comments

hama

そうですね。
住宅ローンの評価は大変「甘い」と思います。

動産担保を取ってくれる銀行に当たるまで当たりまくるしかないですね。

次はSMBCさんとお話しようと思っています。

Reply
smile

私も今回のマイナス金利については有利に働くのではないかと考えています。すでに融資額はかなりの金額になります。太陽光発電の場合、動産・債権担保融資(ABL)を適用してくれるかどうかが、与信金額の評価で大きく変わってくると考えます。それと住宅ローン持ちの私も、銀行に借り換えの話を持ち込みました。現在の低金利でお金を借り代えられれば有利に働くし、住宅ローンの場合は事業融資より審査が甘いように感じます。

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