事業用太陽光の卒FITプランが出現 (太陽光発電道楽人さんのブログより)
サニックスが事業用太陽光を条件付きで「20年目以降も7円で買い取りますよ」と保証をしてきたというお話。
これは面白いですね。
まず、売り手(サニックス)側からすると14円の新規案件で自社製品(自社指定のパネル、パワコン+監視装置など)を指定できます。
ここの物販のメリットがありますよね。
そして、顧客に対しては20年後のビジネスも提示することができます。
では発電事業者目線だと何か変わることがあるでしょうか?
発電事業者目線だと何ができるか。
実はこれ「テールヘビー型融資」の可能性が出てきます。
テールヘビー型と言うのは車のローンなんかで出てくる「残価設定型融資」です。
分かりやすく言うとこんな感じ。
20年の事業が一旦終了した段階で200万円の残高が残っているような事業モデルです。
2000万円の融資を15年で返済すると年間133万円の返済です。
しかしこの残価設定融資は年間90万円の返済で20年後も200万円の元本返済が終わっていないというモデルにしています。
こうすることで初年度のキャッシュフローは当然ながら43万円好転します。
赤字案件がいきなり黒字案件に変わります。
未来の利益を先取りできるわけですから、そのお金をさらに投資に回せば劇的に投資効率が高まります。
その後10年間を7円で買い取ってもらい、年間70万円の売電事業を営みながら、残りの200万円を返済していくのです。(残価に対して新たに融資を組む)
通常、銀行は太陽光に対し残価設定型の融資は絶対に組みません
ところが太陽光に対して、残価を設定したローンを組む銀行は皆無でしょう。
第四銀行も絶対にやらないと言っています。
行内の規定で「20年以下もしくは買い取り期間の残存時間の短い方」と決まっているそうです。
そりゃそうですよね。
あとは「サニックスが買い取りを保証している」ということをどこまで銀行が重視するかです。
サニックスのメインバンクの銀行ならありえるかもしれません。
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題名:サラリーマン流の融資の通し方 ベンチャー3年目の社員が2年で6000万円の融資を通した事例紹介
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