太陽光で法人を作るメリットとデメリットを考えてみます。
借金大好きhamasakiさんの場合は 個人事業主+合同会社
僕の場合はこのパターンです。
3基を個人で保有していて、これ以降はなるべく合同会社で保有し、将来の売り上げを個人は1000万円以下に抑えたいという形です。
1000万円以下に抑えておけば「消費税免税事業者」に戻ることができます。
消費税10%になると結構効いてくるのでこの余地は残しておきたいところ。
なんですが今の所、法人では太陽光は所有できていないので法人を作ったメリットは全く受けられておりません。
まぁでもいいかな、、、とりあえず箱を持っときゃ後でいいことあるかもしれないし。
7万円くらいの初期費用はかかったけど会社を作ったという経験は積むことができたし、可能性を買ったと言うことで。
個人的にはこんな感じです。
では1000万円以下の売り上げで合同会社・株式会社を作るメリットはあるか?
実はいきなり会社を作ってしまっても結構メリットはあります。
銀行から見た信用が増す のだろうか?
残念ながらこれは僕は懐疑的です。
特に事業開始時期は銀行は完全に個人事業主ベースで捉えられます。
個人事業主+法人で1くくりの与信枠を設定すると言う意味です。
経費の使い方の自由度が増す 場合がある
これはあると思います。
例えば社用車という形することができます。
個人事業主の場合は家事按分と言って経費に盛り込めるのは50%くらいですよね。
会社であれば会社の持ち物にすることができます。
ただし、会社を赤字にしてしまうと今度は銀行融資で詰まりますから無制限に使えるわけではありません
あくまでも「儲けの範囲で」使えるというだけです。
当然ながら正当な理由がないと経費にはできませんのでその点は悪用厳禁です。
社内規定を作ることができる 出張旅費の手当てをつけることができる
これは明確なメリット。
社内規定で出張旅費などを作っておけば、社員である自分に手当てを出すことができます。
こちらももちろん儲けの範囲内です。
3期たてばリースや信販など資金調達の自由度が上がる
これも会社を作るメリットです。
むしろこのメリットを受けようと思ったら、思い立ったら即日で会社を作ってしまった方がいいと言えます。
個人事業主の分は後でいつでも買えますから。
代表者を家族にすることができる
これは明確なメリットです。
本人が公務員だったりした場合や副業バレを恐れている場合、パート等をされている奥さんやご家族に代表者になってもらうという手があります。
(悪用厳禁ですよ)
(6/18追記)デメリット お金がかかる 初期費用とランニング費用
デメリットはこれです。
初期に7万円程度(合同会社)15万円(株式会社)。
ランニングでは法人住民税がかかります。
売り上げがゼロであっても法人住民税の均等割という部分がかかります。(年額7万円)
結論 どこまで行くか どこまで行こうとしているかで決まる
最初っから1000万円以上の売り上げを作ろうとしているのであれば、すぐにでも会社を作ってしまってもいいかもしれません。
もちろん決算等は大変になりますが・・・
注意しなければならないのは「法人成り」にしてしまうと個人から法人に発電所を売却する形になるということ。
法人はいきなりセカンダリ物件を買うことになります。
そうすると償却資産税の減免が使えません。
3年間の減免を受けている人はそれがなくなってしまうので注意してください。
法人を作るメリットがあるか?という今日の記事ですが、結論としては作った初期はあまりない。
でも事業が成長していった場合、あとあとメリットが出てくる場合が多いにある。
と言う感じです。
株式会社であれば株式や社債を発行できます。
また個人事業主と違って会社自体を売却することもできます。
法人自体を相続することももちろんできます。
より事業の可能性が高いのが法人であることは間違いないので、大きく膨らませる気があるのであれば法人の一択です。
そうでなければ(サラリーマンの副業など)、個人でもいいと思います。
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まりっちさん
ありがとうございます。
情報追記しました!
お分かりだとは思いますが、法人の場合、住民税の均等割が毎年7万円必ず発生します。何も収益がなければ、確実に債務超過の金額が累積していき、銀行借入も難しくなります。今のままではデメリットでしかありませんよ。