https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68037970R30C23A1MM8000/
まさかのFIT単価上昇!
とはいえこれは屋根案件だけのようです。
2024年度からということなので、まだ先の話です。
ですがこれ、経済的には「やってはいけない」案件のような気がします。
なぜやってはいけないか
2割上がって12円だとしましょう。
今電気単価は単純にカウントすると40円以上なのです。
つまり、使えば40円の価値があるのに、12円で売っちゃうやつです。
もちろん使い道がないなら、寄付するつもりで売ればいいでしょう。
ですが、これうまく設計すればバッテリーを入れて夜に使ったほうが利益が出ます。
今の電気の原価と言える回避可能費用は25円です。
太陽光発電の電力は売るのはもったいないんです。
というわけで、この制度に期待している方がいたら「売るなんてもったいないやめておけ。貯めて自分で使ったほうが得だよ」と教えてあげたいわけです。
回避可能費用が25円ということは、FIT24円以下の方は「国民負担」どころか「国民に貢献」していることになります。
まともに計算すれば来年度の再エネ賦課金の単価は2円を切ると思います。
というのも再エネ賦課金単価はこんな式で計算されているからです。
賦課金単価 = (買取費用 ー 回避可能原価 ー 諸経費)/ 販売電力量
買取費用は昨年は4.2兆円でした。(前年比 +4000億円)
回避可能原価は1.4兆円で計算されています。
今の回避可能費用はこんな感じで推移しています。
2020年〜2021年までのトレンドと、それ以降で全く異なることがわかります。
当時は10円以下。
今は25円近辺がトレンドです。
どう見ても回避可能費用は倍以上になります。
つまり3.8兆円以上になるというのが私の推測です。
すると今年の回避可能費用はこんな式になります。
回避可能費用単価 = (4.6兆円(前年同様+4000億) ー 3.8億 ー 諸経費)/ 販売量
これ、昨年までと比べると圧倒的にコストが安くなっていることがわかります。
それだけ、ベースの電気代が上がっているのです。
つまり、再エネは売るのではなく、使う時代になってきているのです。
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