yuki2822さんのブログで自治体に発電所の省エネ評価をすることになったという話が書かれています。
なんですが、この役所の考え方がまさに「The 普通の日本人」の考え方でエネルギーに明るくない考え方。
僕は5年前まで勤めていた前職では省エネサービスや省エネ商品を販売していました。
当時だとLEDや集中エアコンに対するインバーターの導入、電気ヒートポンプの間欠制御などがメインの商材でした。
当時は「CO2削減、エネルギー費用を削減できる省エネは日本のためにとても価値がある」と考えていました。
省エネだけでは日本を救えない やればやるほどドツボにハマる
ところが、再エネをやるようになってこの考え方は変わりました。
省エネはその点だけみたら素晴らしいです。
LEDのように寿命が一気に伸びるような技術革新も素晴らしいと思います。
なんですが、省エネというのは家の柱を削っていくような作業で究極的にはゼロにはなりません。
効率が悪いうちは、省エネをすることで消費エネルギーが半分になったりして、大きな成果が出ます。
しかし、そこから先は同じ研究開発コストを支払って効率を倍にしたとしても、得られる効果は当初のエネルギーの4分の1に過ぎません。
イラストを見るとイメージが湧きやすいでしょうか。
最初のうちは大きなメリットが得られますが、終盤になると、効率が倍になっても大したメリットが得られないことがわかると思います。
省エネはやればやるほど、技術開発効果が悪くなるのです。
しかし、再エネは違います。
再エネは技術開発をすればするほど 効果が上がっていく
しかし再エネは逆です。
やればやるほど、効率を上げれば上げるほど採算があいやすくなってきます。
ここが技術開発上のポイントです。
太陽光発電は限界費用がゼロになる 効率無限大
もう一つ言えることは限界費用という考え方です。
再エネは大きな初期コストがかかります。
なんですが、太陽光発電の場合、故障する確率がとても低く、20年30年と使い続けることができます。
この長時間稼働という特徴を考慮すると、実は再エネはとても安い電源なのです。
例えばFITは20年で事業を考えています。
買取単価14円の案件だったとすると、この20年で元を取り、一定程度の利益を得られるという事業モデルです。
ですが、これを例えば30年の事業計画にしたらどうなるでしょうか?
14円の買取単価は、単純計算すると10円近辺でなんとかなってしまいます。
40年持たせたら半額近い買取単価でも実現可能かもしれません。
長くなってしまいましたが、倹約も同じです。
10万円の費用を5万円にするところまではとても効果があります。
不要な出費を削ることもとても大事です。
なんですが、本当は必要なもの、自分の人生に必要なものにはお金は使った方がいいと思います。
無ければ稼がなければいけません。
究極的には倹約だけでは人は幸せになれないのです。
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倹約(省エネ)はゼロが下限
稼ぐこと(再エネ)は上限は技術革新により青天井
なるほどですね。
コメントありがとうございまにす。
ただ、これを普通の公務員の方に理解してもらうのは難しいかもしれませんね。