昨年ひっそりと受けてひっそりと落ちていた第2種電気工事士の国家試験。
今年は見事合格しました。
昨年は筆記は通っていましたが実技で惨敗。
マークシートで7割とるのは自然科学で大学院を出た人間であれば誰でもできるところ。
おそらく高校レベルの電気の知識ともうちょっと勉強すれば取れちゃいます。
僕にとっての問題は実技でした。
写真は新潟市高等職業訓練校でやっていた土日の実技の講習に参加した時のもの。
これは単線図といって、概念的に電気回路を描いたもの。
この単線図を複線化(プラスとマイナスの線で実際の配線を描いていく)するところから始まります。
僕は筆記試験の段階でこの複線図を書くことが全くできていませんでした。
人生初の複線図。
コツを掴んでしまえばはっきり言って超簡単。
この知識があれば筆記試験はもう5点は軽く上積みできたはず。
で、あとは複線図の通りに配線して行く形です。
この昨年の講習会の段階では僕は「こりゃ受かるな」と思っていました。
しかし、この慢心が見事に落とし穴でした。
僕が本番で負けたのは時間配分です。
本番の試験では全く時間が足りず、全く終わってない状態でした。
試験時間が終わった段階で不合格だと即座にわかります。
そして今年。
今年は昨年学科で合格していたため、学科試験は免除。実技のみです。
僕は今年は「時間の壁」を破るべく、練習に練習を重ねました。(1週間でしたがw)
半年ぶりにやってみると複線図の書き方を全く忘れていてびっくりしましたが、くり返しやっていく中でコツを思い出して本番ではもう時間余りまくりの余裕合格。
周囲の専門学校生と思しき現役学生が完成させられない中、周りを見渡す景色は去年僕が「見られていた」景色だったんだと思います。
いやー、良かった。
合格通知が来て本当にホッとしました。
さて、この電気工事士の資格。
実は「自分で発電所のメンテナンスができますよ」という形で政策金融公庫さんからはプラスの評価点をいただいています。
そのために取った資格ではありませんが結果的にオーライということで!
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