パネルにかかる日陰の影響。

いやですよねぇ。

写真は12月初旬の僕の発電所です。

この時期になると毎年１つのパワコンだけ出力が落ちる原因を探っていた時に発見しました。

自分の発電所の電柱が、自分の発電所に影を作っているのです。

よく見ると４段架台の一番上の段はパネルの短辺を横切るように影ができています。

これはパネルにとってとても重大な事象です。

この２５０Wのパネルはおそらく10分1も発電していないのではないでしょうか。

そしてこのパネルを含んだストリングもそうなっている可能性があります。

１０分の１も発電していないのではないかという根拠は

１０分の１。

強烈ですよね。

１０分の１という根拠は何か。

それは私の自宅のカーポートの発電所を見ているとそう思えてくるのです。

私の家は屋根が小さく、全然置けなかったのでカーポートに設置しました。

設置枚数は9枚。

２５０Wのパネルが9枚の小さな発電所です。

そのパネルを傾斜２度くらいの南向きで置いています。

この時期は１.３kWも出力すればマックスです。

ところが、晴れていてもギリギリまで0.1kWしか発電しない時間が結構長く続くのです。

ほとんどのパネルに日が燦々と刺していても出力は0.1kW。

原因は向かいの家が少し背が高くて、その影がなかなか抜けきらないことです。

家のモニタを見ていると、本当にパネルかかっているに小さな影がなくなるまで頑固に0.1kWを続けていることがわかります。

この家で0.1kWというのは雨の昼間の発電状態です。

１ストリングなので影響は完璧にこの小さな影です。

縦置き方向に設置したパネルの最南端に線を引いたように影が刺していますから仕方がないのかもしれません。

影が抜けるとサッと1.3kWくらいの発電を記録してくれます。

そう考えるとパワコンはソーラーエッジにしておくんだったなぁと少し後悔しています。

このパワコンは工事店さんが型番違いで誤発注してしまった新古品を安く譲ってもらったものなんです。

まぁ３０万円の格安発電所なので仕方がないですね。

この知識を得たのも利益のうちです。

今度新潟市の発電所で、どこまで影響があるのか測定してみようと思います。

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