エネ庁が事後的過積載を問題視という記事が日経テクノロジーのウェブ版に掲載されていました。
経産省・事務局が問題視したのは、稼働済みの太陽光発電所にパワコンの定格出力を変えずにパネルを積み増す、事後的な過積載のケース。この場合、「パネルの積み増し」は軽微変更に当たり、認定取得時の買取価格を維持したまま発電量を増やせることになる。
ただ、こうした「事後的な過積載」では、「適用される買取価格を算定する際に想定した設備コストよりも、安価に太陽光パネルを購入・設置できることから、国民負担との関係でどのように対応すべきか」との問題意識を示し、委員に諮った。
もともと低圧の太陽光自体がかなり「お目こぼし」されている制度設計になっているなか、過積載で収益性を高めるモデルが出てきているわけです。
そんななかで過去の高単価案件に増設過積載をする例が出てきているという内容です。
増設をするには区画に土地が余っているか、もしくは周囲の土地を買い足すかという幸運が必要なんですが、全体からしたらそんなに大きなボリュームにはなりません。
この規制を実際にやったとして再エネ付加金が何円抑制されるというお話しにはまずなりません。
過積載の未来はどうなるか?
さて、ここからは未来の話し。
過積載の未来はどうなるか?というお話しです。
ピークカットが勿体無いという内容は上記記事にも記載されていました。
実際にはむしろもったいないのは日照不足や電圧不足で稼働しない時間があることです。
ではピークカットされた電力は勿体無くないのか?
勿体無いです。
特に200%以上の過積載をしたような案件で日照の良いところですと10%近くのピークカットが出るのではないでしょうか?
実際にはすでにソーラーエッジのようなマキシマイザーを使えば220%以上でも全然余裕で構成することができます。
ここ数年過積載の伸びっぷりはすごいです。
そろそろ「ピークカットは無視できる」という次元ではなくなってきています。
でもこれを解決するソリューションもすぐにできるのではないでしょうか?
例えばソーラーエッジは12年保証というパワコンとしては異例の保証体制です。
パワコン本体にMPPT機能が付いていないため、稼働パーツが少ないという利点を生かしていますね。
これも昔では考えられない商品です。
将来はこの手のものに、バッテリーが搭載される可能性も出てくると思います。
そうなると、ピークカットはピークシフトになり、また再エネは変動電源でもなくなってきます。
ということで近年の「過積載を恐れない」という方向性はアリなのではないかと思います。
パワコンの入れ替え も出てくる?
ソーラーエッジが出てくると次に出てくるのはパワコンの入れ替え需要かもしれません。
1年保証のパワコンであれば、ソーラーエッジのような12年保証型のパワコンは入れ替えてもメリットが出てくる可能性があります。
過積載化、マキシマイザー搭載、パワコン12年保証
このセットはパワコン交換を検討するに十分な材料です。
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実は発電所は火災保険に入っていても火災で保険金が下りないことがあり得るんです。
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現在稼働中の発電所に対しても最悪認定取消があり得るという今回の改正FIT法。
絶対にやらないといけないこと。
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またその後は他のオーナーさんや他の施工者さんの生の声を聞くことができる懇親会も開催予定です。
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お近くの方、お時間のある方は是非ご検討いただきたいと思います。
よろしくお願いします。
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上の物件は売電期間が少しずつ減ってきていることもあり価格を再設定いたしました。
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