橘玲(たちばなあきら)さんの本が好きでよく読んでいます。
最近出た新刊がこれです。
運は遺伝するというタイトルは運のことを言いたいのではなく、「運すらも遺伝するんだから、頭の良さも悪さも、性格の良さも悪さも、間の悪さそつの無さも全部遺伝する可能性あるよね」という行動遺伝学の本です。
まだ読み出したばかりなので書評はできませんがある程度推測できます。
というのも僕は奇跡は狙って起こせるし、技術だと思っているタイプの人間だからです。
20代の頃、4万人の観客が入るアルビレックス新潟のスタジアムでいわゆるコールリーダーという応援団長ポジションをやっていました。
様々な奇跡を目撃してきましたし、社会現象も作ってきました。
奇跡は沢山のサポーターの持っている感情をラジオのチューニングを合わせるように擦り合わせて作っていった感じです。
さて、それはさておき、投資家の運について少し考えてみようと思います。
投資家に最も必要な要素 運 運の正体は何か
運のいい人間、悪い人間 いると思います。
僕は超幸運な人間だと思っています。
今の所5体健康に生きていますし、教育レベルも大学院を2つ出るところまで受けさせてもらいました。
1つ目の大学院は親に学費を出してもらいましたし、2つ目のMBAは当時勤めていた勤め先に学費を出してもらいました。
当時の勤め先ではMBAの取得は「ババ抜きで負けた人」が行くところでした。
しかし、僕は部長連中が躊躇しているところを挙手して立候補で行きました。
授業は全て一番前のど真ん中の席で聴講しました。
(実際は1回目の授業でそこしか空いてなくてそこに座ったというのが)
これをラッキーと思えるかどうか。
これが運の正体だと僕は思っています。
複数ある選択肢の中から、自分で判断し、自分のメリットや将来のメリットを最大化する能力です。
授業でいいえば、同じ時間を使って授業を受けるんですから一番見やすくて聞こえやすい席を取れるのはラッキーですよね?
太陽光発電投資で言うと、やはり業者のポジションにつけたのはラッキー中のラッキーです。
元々、前職では新潟県内の某グループ内の投資話で「詐欺っぽい投資」を聴き分ける役もやっていました。
今思えばこれもラッキー。
今となっては「これ詐欺だね」「詐欺っぽいね」「将来詐欺にすることができるよね」これくらいはイメージが湧きます。
もちろん投資家にとって詐欺は天敵で天才的な詐欺師に本気で狙われたら太刀打ちできないと思います。
それくらい詐欺は見分けることが難しいです。
でも、詐欺に遭う確率を99%くらい下げることはできますし、その辺は知識であり、技術であり、理屈です。
その辺の理論武装と経験を安全に積むことができるかどうか。
これが僕が考える「投資家の運」の正体みたいなもんです。
さて、この本にはなんて書いてあるかな。
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