昨日、とある大学生とお話しする機会がありました。
彼は埼玉の高校から「アルビレックスを応援したい！」という理由で新潟大学に進学した実に志の高い青年です（苦笑）
その青年は来年4年生。当然新潟の企業に就職したいという思いを持っています。
18歳と22歳で関東に人口が流れる新潟県にとっては貴重な人材です。
彼がどんな企業を志望するのか聞いてみました。
・メディア
・金融
まぁ確かに学生の見方だとそうなるかもしれません。
僕だったらどう考えるでしょうか？
- 教育のしっかりした大企業に入る
- 利益率の大きい業種や市場を選ぶ
- 適度な離職率の会社を選ぶ
こんな感じでしょうか？
それぞれ簡単に理由を書いてみようと思います。
教育のしっかりした大企業に入る
一括就職の新卒で大企業に入った場合、それなりのレベルの研修を受けることができます。
もちろん業種にもよりますが営業研修・システム研修などを社費で受けることができるのはなかなかのチャンスです。
地方の中小企業ではまとまった研修はほとんどやっていないのではないでしょうか？
OJTという名の「慣れろ」で終わりです。
今技術はものすごいスピードで進歩していますし海外企業もどんどん入ってきます。
最新の研修をしっかり受けることができるというのは実は大きなアドバンテージではないでしょうか？
利益率の大きい業種や市場を選ぶ
もちろん好みはあると思いますが、僕ならここは重要視します。
利益率と言うのはとても大事な指標です。新製品や新サービスが生まれた時は利益率は高いのが普通です。
そこから商品やサービスが一般化すると差別化できなくなり価格競争が始まります。
そこで市場が成長しているうちはまだいいです。しかし市場が鈍化すると一気に薄利少売りへと転落してしまうはずです。
今までの日本のように市場の伸びを前提に薄利多売の仕事を狙ってしまうと今の学生が僕らの歳になった頃、全く儲けの出ない市場で戦っていることになるかもしれません。
市場が増えていて儲けが伸びていない業界は要注意です。
適度な離職率の会社を選ぶ
ここはそこまで重要ではないと思いますが、新卒一括就職の皆さんが定年まで自分の会社で勤め上げる確率はあまり高くないという現実があると思います。
1度や2度の転職は「いつでもあり得る」とおもって色々準備しておいたほうがいいです。
逆に言うと、いざとなった時の転職に役立つような技術がつく会社に勤めることができればとてもいい就職だと思います。
売る・切り開く・管理する・リスクを測る・課金させる・IT技術・広告・ソーシャル・金融
この辺はこれからしばらくの間は廃れないテーマだと思います。
古いものから新しいものまで色々ありますね。
ただ、上記のテーマをもとに狙える会社が新潟に幾つあるか。
これはちょっとわかりません（涙）
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