発電所のメンテナンスや故障の把握で初心者の方が悩むのが「今この発電所の状態は正常なのか異常なのか」というそもそもろんと「明らかにおかしい事象が発生している。発電量がこんなに落ちている。何が原因なのかわからない。」という2つです。
この二つがまさに肝と言っていいと思います。
今の状態が正しいのか正しくないのかわからない
これは思いっきり頭が痛いです。
自分の発電所の正しい姿が認識できないと、そもそも故障も判りません。
工事業者さんに作ってもらい、引き渡しを受けた段階でこの「正しさ」を確認しておかないと「何かおかしいな?」と思った時に立ち返る場所がわかりません。
ですのでまずは正しい姿を把握することから努めた方がいいです。
正しい姿とは
正しい日射が発生したときに
正しい発電をしている状態
これだと思います。
あとは系統側の要因で正しい売電(Not発電)が行われないことがあるのでそこが注意点です。
明らかにおかしい事象が発生している 何が原因なのか
何かが起こっている。
普通はこれを売電量(kWh)や出力(kW)や電圧(V)で把握します。
この時にどの部分でどのくらい異常が起こっているかが分かれば、もう異常箇所の把握は半分くらい終わったようなものです。
「こいつ、何を言っているんだ?」
って方もいるかもしれませんが、実際そうなのです。
一番わかりやすいのはパワコン1台の出力がゼロになっているパターンです。
普通に考えるとパワコンの故障です。
当たり前ですよね。
パワコンメーカーに修理を依頼しましょう。
次にわかりやすいのがパワコンの入力回路分発電量が落ちているパターンです。
例えば4入力のパワコンで、出力が正確に4分の1落ちていたら、これはもうパワコン回路の故障かケーブルの断線を疑うのが普通だと思います。
逆に、正確な落ち方ではなく、時間帯や天候に応じてバラバラに出力が落ちるのであればその落ち方の傾向を見ます。
晴れた日によく出力が下がるのであればパワコンの温度上昇抑制や、ファンの異常や、パワコンの配置位置の問題があるかもしれません。
雨の日にブレーカーが落ちるなどの問題であれば絶縁不良(漏電)でしょう。
絶妙に微妙な量の発電不良が見られる時は
これが厄介ですね。
電圧上昇抑制やパネル導線の断線、セルの不具合、パワコンの回路不良、モジュールの汚れ、謎の日照不足などなどさまざまな可能性があります。
故障の単位が推測できないというのはかなり辛いです。
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