再生可能エネルギー・太陽光発電というとどのようなイメージを持たれるでしょうか?
・環境にはいいけどコストがかかる
・CO2は出さないけど不安定で主力にはならない
・趣味で屋根の上に乗せる人がいる
日本ではまだこのようなイメージを持たれる方は多いとおもいます。
特に電力会社や自民党・経済産業省の方々は上記のスタンスに近い物があるかもしれません。
僕は今年の冬にアイスランドに視察に行ってきました。
アイスランドは電力は100%再エネです。
国民一人当たりの電気使用量は日本の7倍も使っています。
寒いから空調で使っているとおもいますか?
実は空調ではそんなに電気は使っていません。
首都レイキャビクでは空調の熱源はほぼ100%地熱です。
ではなぜそんなに電気を使っているのか。
それは格安の電気料金を売りに、アルミ工場など電力消費産業を誘致しているからです。
つまりアイスランドは再エネで安い電力を大量に作り、経済を発展させているのです。
イギリス資本で送電ケーブルを作り、電力を輸出する計画もあると言っていました。
日本ではどうでしょうか?
確かに石炭火力と比べると再エネはまだまだ割高です。
しかし、変動の激しい原油や廃炉コストや福島のコストが一切入っていない原発と比べると本当に割高でしょうか?
2016年の固定価格買い取り制度の単価はkWあたり24円。
この金額はすでに一般家庭の電力単価を下回っている価格です。
「不安定で電力系統に流せる量に限界がある」という話もありますが、実はすべての原発が稼働する前提でのお話です。
アイスランドのように「余った電気で何をするか?」という方向に持っていくとそれこそ世界が変わります。
僕はもう直ぐ40歳になります。
もう20年もすれば僕の子供は孫を作る年になるはずです。
その頃には使っているエネルギーの中身も、使っている通貨も、世界を動かしているシステムも大きく変わっていることだと思います。
円/ドル
原油/ガス/石炭
モビリティ
ICT
この辺が社会を変えていくパーツになると思いますが、実はその根幹をになっているのがエネルギーです。
産油国が世界で限られていることが世界を大きく支配しています。
そのステップから逃れる方法をアイスランドが教えてくれました。
だから再エネは世界を変える鍵なんです。
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