借金大好きhamasakiです。
今日、営業の電話がかかってきました。
「弊社のお客様で省エネ周り、11%超えの太陽光発電所の売却支援をしています」とのこと。
で、折り返して電話してみました。
聞くと、案件はN県。
表面利回り11%超え。
FIT残期間は11年〜13年。
ここで、もうだいたい答えは出ています。
表面11%と聞くと一瞬よく見えます。
でもFIT残11年〜13年なら、売上だけ見てもかなり微妙です。
そこからO&M、除草、監視、修繕、保険、将来のPCS交換まで入れたら、普通に厳しい。
私は投資価値なしと判断しました。
で、せっかくなので業務理解も見ようと思い、
「変更認定申請は誰がやるんですか?」
と聞いてみました。
返ってきた答えが、
「売主、または買主の都合のいい方です」
でした。
ああ、この会社、今のFIT制度の名義変更の難易度をわかっていないな、と思いました。
今のFIT/FIP案件の変更手続きは、そんなに甘くありません。
変更内容によって、変更認定申請なのか、事前変更届出なのか、事後変更届出なのかが分かれます。
事業譲渡、接続同意書類の名義、特定契約の有無、出力変更の有無でも実務が変わります。Source
さらに制度改正で、重要事項の変更が絡めば、変更認定申請の3か月前までに説明会や事前周知措置が必要なケースまで出てきました。
つまり、今のFIT案件の売買は「契約して名義変えれば終わり」という世界ではもうないです。Source
表面利回り11%超え。
この言葉だけで釣ってくる営業は、まだ多いです。
でも本当に見るべきなのはそこではありません。
残期間は何年か。
ネット利回りはいくらか。
修繕を入れたらどうか。
そして何より、
その会社が変更認定の実務を本当に理解しているか。
そこです。
案件より先に、売り手側の理解不足が見えてしまった。
今日の電話は、現在の太陽光発電業界の残念なところが出まくってる感じでした。
FITで工事をしていた人たちが、稼げるものがなくてまだ転売にしがみついていて、テレアポを業者に丸投げしてるんでしょうね。
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