40円の発電所が運営されてから5〜6年が経過。
また家庭用の発電所は10年の売電期間が終了する発電所が出てくる頃です。
今までは「どうなるんだろう?」というレベルでしたが実際に「こうしよう」と言う動きが出てきました。
>> 続編記事 After FITの経営学2 売電単価から解放されるとどうなるか
kWhあたり8円〜10円で買い取る事業者が現れた
水戸のスマートテックさんはFIT切れの余剰電力をkWhあたり8円で買い取ってくれるそうです。
今はボーナス期間で10円の契約もあるそうです。
これはどんな金額なのか?
僕は無難な金額だと思います。
根拠は2つ。
1つは電気の原価とも言える「回避可能原価」という数字がこのくらいの金額だからです。
2つ目の根拠は電力取引の自由化がなされる以前の都道府県が持っているダムの水力発電所の売電金額です。
電力会社と契約していた水力発電の売買単価がkWhあたり7.5円くらいでした。
であれば7.5〜回避可能原価の9円くらいの間が現実的な金額ではないかというのが僕の感覚です。
最終的には電力価格は市場が決めることになる
物の値段はどう決まるのか。
これは答えが決まっています。
市場が決めるのです。
定価という文化が根強い日本ではなかなか直感に入ってこない方もいるかもしれませんが、為替、株価、素材、人件費など物の値段はすべて市場価格で決まっていきます。
電力ももちろんそうなるはずです。
実際に電力取引市場(JPEX)もあるわけですから電気は必ず市場価格がでてきます。
となると、6月の電気料金はかなり下がるはずです。
自治体の推力がマックスになり、冷房を使わない6月は実際にJPEXの取引価格はかなり定価しています。
再エネが本当に浸透したら、この期間の電力価格は実質的にはゼロになる可能性もあります。
6月の電力価格がゼロになったらどうなるか?
6月の電力価格がゼロになったらどうなるでしょうか?
蓄電技術は大きく向上するかもしれません。
なんといっても元手がタダで、貯めておけば有価で売れるわけです。
研究速度にかかる圧力はどんどん加圧されるはずです。
ひょっとすると6月は二酸化炭素を吸収する機械をフル稼働させる世の中になるかもしれません。
温室効果ガスの影響はとんでもないことになっています。
これも解決する圧力は加速度的に上がってきます。
そうすると6月の電力需要が生まれますよね。
・・・
6月の電力価格に価値が生まれ、めでたくゼロ円価格は回避されます。
このように、価値の下落が新たな需要を生み、新たな産業が生まれることになるはずです。
世の中が変わるところがもうすぐ見れますね。
>> 続編記事 After FITの経営学2 売電単価から解放されるとどうなるか
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