土地さえあれば太陽光は勝ち組です。
業者の利益が乗った分譲発電所(それでも利回り10%という他の投資とは比べ物にならない安定高利回り物件ですが)ではなく、もっと利益を出せる可能性が出てきます。
もちろん、整地や地盤の状態によっては大きな追加費用が出てくる可能性もありますが、一般論でいうと「土地を持っている、土地の情報が入ってくる」という状況が太陽光発電では最高の状態です。
しかし、実は地雷も埋まっている土地取引
そうなんですが、実は太陽光発電に向いていない土地というのもあります。
この辺は状況を整理しながら考えていく必要があります。
向いていない土地 日当たりが悪い
まずはこれです。当たり前ですよね。
なんですが、過積載が常套手段と成っている昨今では日射強度よりも日照時間が重要になってきています。
ですので夏でも朝夕の日が絶対に刺さないというところはなるべく避けるべきです。
向いていない土地 南側に建物が建つ可能性がある
まぁこればっかりはわからないのですが、例えば東西に長い土地で、南側に開発可能な土地がある場合は要注意と言えます。
逆に南北に長い土地であれば、南側に建物があっても影の影響は限定的です。
向いていない土地 接道していない
これも向いていません。
と言うか電力会社が連系してくれません。
以前は間の土地の人に交渉をしてくれたりしたんですが、今ではそれもほとんどしてもらえません。
銀行に持っていっても担保価値なしと判断されてしまいますしいいことがない土地です。
向いていない土地 電気が通っていない
これも向いていません。
いや、オフグリッドを狙うのであれば話は別ですが全量買い取り制度を使う上では致命的です。
送電線を引くコストが連系負担金にタップリ乗っかってきますから非現実的な負担金を請求されることになります。
向いていない土地 1種農地
ソーラーシェアリングを仕掛けてしまうというてもあるんですが、基本的には一種農地は農地転用ができないので太陽光発電事業を単体でやることはできません。
面倒なのは、複数の筆の土地があって、1筆2筆だけ一種農地になっているパターン。
残念ですがここに立ててしまうと将来痛い目を見る可能性が高いです。
向いていない土地 海に極めて近い土地
これも向いていません。
まず海岸から500m以内は重塩害地域といってパワコンやパネルの保証が制限される可能性が有ります。
これだけでもリスクですが、津波のリスクも追加して考えなければいけません。
津波は保険でカバーしようとすると地震保険に入る必要があります。
津波と地震は保険量が高くついてしまい、事業として成り立たなくなることがほとんどです。
津波の可能性があるエリアはなるべく避けたほうが無難です。
向いていない土地 斜面
3%程度の緩斜面であればまだいいですが、10%近い斜面は避けるべきです。
いくら土地の形質を変えなくても工事をしたり木を切ったりすると水の流れが必ず変わります。
長い年月をかけるとどんどん土が流れてしまいますし、地耐力が低下すると地滑りのリスクが高まります。
地滑りも保険がほとんど効きません。(地面は保険をかけることができない)
地滑り被害なら、被害の分だけ保険がおりますが、地面自体は保険では賄えないのです。
こういった、保険で賄えないリスク、保険で賄うと投資割れしてしまうリスクは、土地を選んだ段階で排除しておくべきです。
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