太陽光発電ムラでのブログを開始したのは、太陽光発電設備を設置していく上での経験を、ブロクにUPし、そのことで、同じように発電所の設置を進めていく上での苦労や、知識を共有できればと考えています。
そもそも、サラリーマンの私が、産業用太陽光発電設備を設置しようと考えたのか。
1012年7月、固定価格買取制度が開始するにあたって、太陽光発電設備にとても興味があった私は、会社の移転と同時に、建物の屋根に太陽光発電設備を設置することを、上司に話をしました。
・グリーン投資減税の対象であり、一括損金計上が出来る事
・新しい社屋の屋上に、太陽光発電設備を設置できる適当な屋根がある事
・高騰する電気料金を補完するものとして適当である事
・なにより、クリーンエネルギーを導入することが出来る事
など、会社としても有益であると判断していただき、それならば任せるから設備導入を進めてくださいとの話になりました。
社屋を建築した業者に、設置できる容量と見積もりを提出してもらうようにお願いしたところ、設備容量20kW程度で2000万円の見積もりが提示されました。
キロワット単価100万円!!!
当時買取金額が42円とはいえとても採算のとれるものではありません。また建築業者も設置経験があまりなく、これでは、せっかく了承をもらった計画も承認してもらえない可能性があると困ってしまいました。
そこで、ネットで出ている某業者に連絡。自宅の太陽光発電設備は、その業者で設置をしました。金額的にも、工事の内容的にも、こちらの要望に対応していただき満足していました。
見積もりを提出してもらうと、出てきた見積もりは設備容量49kWで2000万円。設置出来る容量も、金額も全然違います。しかし再度その業者と費用について交渉を行うと、カナディアンソーラであれば1800万円で設置することができますとのことでした。
キロワット単価36万円!!!
設置容量も当初の建築業者から出てきた容量と全然違います。これならばシュミレーションでみても、数年で償却可能です。上司にも報告をし、工事を開始することになりました。
いよいよ、設置工事が開始。雨漏りがきになったので、陸棟の屋根に置基礎で、設置することになりました。工事自体はとれも簡単で、1週間程度で、工事完了になりました。
ところが、中部電力が連携時期をなかなか連絡してくれなく、そのまま2か月が経過しました。当初は工事完了日前後で連携が出来るとの報告を工事業者からもらっていたのですが、このころから、電力会社はこんな感じでした。
そんなこんなで、社屋移転もあり、忙しくしていたため、忘れた頃に工事業者から連絡が有りました。連携自体には、業務が忙しく立ち合いはできませんでしたが、別段これといってトラブルもなく、後日売電メータが動いているのを確認して、感動していました。
1か月後、受給電力のお知らせをみて、驚いたのですが、シュミレーションの120%程度で実績が上がってきました。次の月も、その次の月も110%~120%程度の実績が上がってきます。心配していた雨漏りもなく、社長もとても喜んでくれたいました。本来有効に使われていない陸棟の屋根で、太陽光発電をし、グリーン投資減税の対象にもなるのですから当然といえば、当然なのですが。
まてよ・・・
有効に使われていない土地はいくらでもあるじゃないか。これならば、融資さえ受けられれば個人でも取り組むことができるのではないか。
思いたったら吉日、さっそく土地の件で父親に相談することになりました。
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