みなさんアクリル板の加工ってどうやってやってるんだろう。えっ普通しないって?
でも工作している人とかはアクリル板を使っている人って割と多い気がする。出来上がりの見栄えとか、精度とか強度とか接着性とかいろいろ考えるとそうなるのかなぁ。ホームセンターに行くとアクリルサンデーとかいうアクリルの板が大抵売ってるし。
でも、このアクリル板加工が結構大変でPカッターでアクリル板に細い溝をつけてカットして、あとは延々やすりがけ作業という。本当にみんなそんなやり方でやってるんだろうか? すごく生産性悪いんですけど。
なので、前から気になっていた基板加工機に無理やりかけてみた。
でも、アクリルって基板に使っているベークライトと違って熱可塑性樹脂なのでドリルで削っていると溶けるんです。なんで、あまりやっているひといないけど、ドリルで鉄板とか切削する時のドリルオイルを投入してみた。
このドリルオイル、温度が上がりすぎたときは蒸発して温度を下げてくれる。実際削っている削りかすがオイルをつけないと結構大きな塊になるのが、オイルをつけると割と小さい削りかすに変わる。
最初はオイルが広がってしまうので、非常に浅く削って溝をつけたのち、その溝にあらじめ投入しておくと、つきっきりでオイル供給しなくて済むので便利。
で、出来あがりがこちら。いきなり深く掘ると溶けるかもしれないので少しずつ溝を深くしながら3回切削した。アクリル板の裏側には保護シートを張ったままにしてあったので、ギリギリまで掘ったのだが、うまく分解せずにすんだ。
このままだと、アプラまみれなので、台所洗剤であらって水分を拭くとこんな感じ。
なにこの綺麗さ。すご〜〜い。もう手で絶対やらない。今までの苦労はなんだったんだ。手でやったら1日1枚くらいしか作れない。
「スマホ+格安SIMでも安定して通信させる」のころの写真を見てもらうとわかるけど、手で削ってましたよ。
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