今は一番広い発電所に来ている。
そこで今まで使っていたスマホの監視カメラが、前を向かなくて後ろばっかりしか撮影できなくなったので確認したら、先日のものすごい強風でカメラのケースが吹っ飛んでいたのが原因だった。
スマホには充電用のケーブルが付いているので、それが引っ張られて後ろしか映らなくなっていた。
ここのスマホは一番最初に作ったものなのでXperia GXを使っている。もともと中古のスマホなので、ずっと使っているとそのうち電池がヘタるのだが、電池がヘタってもそのまま使えるようにしている。どうやっているかというとリチウムイオン電池に直接給電という方法。(充電ではないところがミソ)
リチウムイオンは充電とともに電圧が上がるのだが、だいたい50%充電くらいの電圧で常に給電してある。なので決して満充電になることはない。逆に電池がなくなってきたら電池からではなく外部の電源から必要な電流が全部供給される。
供給している電圧が上がりすぎると過充電になってしまうので、気温変化によっても過充電にならないように電圧だけはきっちりと設定してある。
電池がヘタってくるとスマホが落ちるようになるのは、実は、電池から出力できる電流よりも消費する電流が増えて電池の電圧が急速に落ちるためというのがいろいろしらべてみてわかった。特に昔ながらの500mAでしか充電できないタイプのスマホの場合、たとえUSBから充電していても一時的にスマホの消費電流が500mAを上回ることがあり、へたった電池ではその時に必要電流が供給できないので、たとえ常に充電中でもスマホが落ちてしまっていた。
ならば、へたった電池の代わりに外から供給してあげればいいんじゃない? ということでこんな感じで外から給電してあげると電池がヘタろうがどう使用が1年以上ずっと動作している。
スマホ的には充電端子にはなにも刺さってないので(計算によって)電池残量は0%とやがて表示されるようになるんだけど、そうなってもずっと動作し続けるという不思議な状態。
ただ今回は、ここのスマホも物理的強制再起動できるようにするため、別のスマホに交換予定だ。
このタイプのスマホは暴走すると物理的に電池を切り離さないと強制再起動できなくなるパターンがあって、そのための改造をするのはちょっと大変なので、今回ボタンだけでなんとかなるスマホに交換するというわけ。
フィギュアの回転台にのせてパノラマ写真を撮影していたスマホは実はこのスマホだったりする。いままでご苦労さん。
自動ボタン押し装置(サーボモータをESP-WROOM-02で制御)
サーボモータを防水化しよう
サーボモータの防水化
パンチルト&自動ボタン押し基板の設計
パンチルト&自動ボタン押し基板の製作
パンチルト用のサーボモータも防水化
パンチルト&自動ボタン押し装置完成
やっちまったな
防水テスト(水中で実験)
遠隔地のスマホの復旧
Google Photo
発電所のパノラマ写真
遠隔地のスマホの復旧その2
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