監視カメラ機能的にはだいたい仕上がってきたので、発電量の計測の方を進めていかないといけないと思っている。
田淵の場合はRS-485からストリングごとのデータが取り出せるのは確認できているのでいいのだが、(中身が)パナソニックのパワコンの場合はまだ調べてないけど、(たぶん)RS-485の信号から取り出せるデータがパワコンごとになる可能性大。
まあそれでもいいのだが、電流センサーでストリングごとに計測する装置作っちゃえばパワコンを問わず応用できて、そっちの方がいいんじゃね? と思ってちょっと調べてみた。
自分は電気工事士の資格も一応もっているので、端子を外したり、間にセンサー挟んだりできるのだが、クランプ型の電流センサーにすれば挟むだけで、基本非接触で測定できるのでそうでない人でも安全に使えるし。
で、本当は電圧と電流を同時に測定して電力を計測した方が正確なんだろうけど、電圧は非接触というわけにはいかなくて、しかも昼間はパネルから電気来てるし。つなぐところが増えるので繋ぎにくいし、間違えると大変なことになるし。
感覚的には電柱につながっている交流の方が危なそうなのだが、実際はパネルにつながっている端子の方がはるかにアブない。直流だし、電圧も交流よりも高くて300Vとか400Vとか(うちは小さいのでこんなもんですが)、こっちの方がはるかに危険。
そう考えると通常はパワコンがMTTPで最適制御してくれているので、そこを推測すれば電流だけを計測してあげても実は電力はほぼ正確に出るのではないだろうか?
正しい売電量は電力会社から毎月通知されるわけだし、そもそもストリングごとを知りたいのは故障の早期検知が目的なので、数割の誤差があっても故障ははっきりわかるわけだし。
ということでクランプ型の直流電流センサーを調べてみたのだが、たとえばこんな感じ。
まあ、直流センサーはどうしてもオフセットとかがあるのだが、太陽光パネルの場合は夜間は電流が0になるからそれを利用してオフセットはリセットできるので問題ないと思っているのだが、いかんせん高い。
その他のものもだいたい1万前後する。10ストリング全部につけたらセンサーだけで10万とか必要になる。
似たような感じの電流センサーで安いやつとかがあるのだが、
こちらはCT型で交流しか測定できない。
いろいろ調べているとIC型になったセンサーを使ったセンサーだと非常に安いのだが、
いかんせんICの中を測定線が貫通している(下の写真のような感じ)ので、どうしてもパネルからの線をカットして間に挟む必要がある。
測定線に対して絶縁はされているので、測定用回路で感電したりはしない安全性はあるんだが。パワコンの太陽光パネルからの配線接続しているあたりは結構ゴチャゴチャしてて狭いからねぇ。
まあちょっと考え中。
とりあえず先にパワコンのデータ調べてくるか。
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