耐候性のある結束バンドを使うように、一番高価なのを使うようにと
施工業者に指図したのに、
数年経った今、私の太陽光発電所の愛おしいPVケーブルたちは、
結束バンド(紫外線にさらされちぎれ支持保持仕事をしなくなったヘラマンタイトンかインシュロックかタイラップ)に可哀そうにも見放されて宙ぶらりん状態になっていました。
そこで、アマチュア無線のタワー工事の時に余ったのを業者さんからいただいていた
ポリエステル製のケーブルしばり紐3mmで応急処置したのが先週。
そもそも公共工事やNTTなどではケーブル縛る際にはこれって指定されているようです。
実際にハサミの刃にあててギコギコして強度を確認しましたが、3mmなのにとても丈夫です。
無線のマストに這わせた同軸ケーブルを縛っている紐は10年以上ずっと紫外線を浴びてますがびくともせずにしっかり保持し続けています。
大規模作業に備えて無線用のと全く同じ紐を入手しました。
旭光製絲の型番KSK-3SP103 3mmです。それに加えて4mm、5mmも購入してせっせとケーブルしばり中です。
最初からこれでさせるべきでした。
紐の両端はライターで熱処理しましたが、処理する数が数千ですので子供のいたずら防止機能がない単純な電子ライターを使うようになりました。
最初は家にある普通のギザギザダイヤル回すタイプのライターを使ったところ柔な私の指の皮がつるっと剥けました。
梅雨の間はずっと太陽光発電所のケーブルしばりとなりそうです。
ヨットでも使うclove Hitchとreef knotはケーブルしばりでも使えることが分かったので、来月までには目を閉じたままプロのセーラー並みに素早く正確に処理できるようになりそうです。:)
ちなみにビニロン製とポリエステル製の両方を取り寄せてハサミの刃のうえで擦り実験しましたがポリエステルの方が強かったです。
ただ、誤解のないようにですが、インシュロックも小型飛行機のエンジンルームでも使われてますし、
私の太陽光発電所でもビニテで紫外線保護しておけばもっと長く持つことが可能だったのでしょうが、
紫外線に無防備な私の発電所では7年が限界だったようです。
今後もDIY用電気工事士(2種は本のタイトル通りすぃ~っと2016年に一発合格でしたが、翌年の1種は技能試験で撃沈)の
太陽光発電所ほか恥の歴史を綴りますのでどうぞ笑ってやってくださ~い。
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