古い発電所を見回っていると「え?」と二度見する瞬間があります。
例えばこれがそれ。
画像中央のPVケーブルの束。
このインシュロックが切れてぶら下がっていたのです。
この画像はその場でたまたま持っていたバインド線で固定したもの。
この重さのケーブルがパネルのジャンクションボックスに負荷をかけ続けていたわけで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
おそらく冬の間に切れたのでしょう。
再固定したのは3月頭。
心が痛みます。
一方少し心が穏やかになるのがこの画像。
左がグリホサートを使って除草剤管理している区画。
右がオーナーの方が自力で仮払機で管理している区画。
噴霧する前から明確に違いがありますよね。
何年か適切な除草剤管理を続けていくと、植生が変わってくるのでだんだん管理が楽になってきます。
架台、パワコン、フェンス、門扉の鍵といろんなものが壊れてきます。
一番壊れて困るのはスクリュー基礎と架台と地面そのものです。
土が流れていってしまって基礎が剥き出しになっていたりしたら目も当てられません。
皆さんの発電所も根気強く適切な管理をしていきましょう。
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