先週ぐらいから、太陽光発電所の大手検索サイトでも買取価格14円の分譲案件が掲載され始めました。
100kWh近くの過積載で販売価格は1,400万円台。
表面利回りは10%以上となっていましたが、実質利回りはどうなるのでしょうか?
少し気になったので、私なりのシュミレーションで計算してみました。
なお、実際の物件をそのまま計算するのは、問題がありそうなので少し設定を変えています。
前提:
販売価格:1,400万円(土地、負担金などコミコミ)
場所:徳島県美馬市穴吹町
システム容量:100kWh
方位:南0°
パネル傾斜角:10°
1年目の収支を計算してみた
NEDOで年平均斜面日射量は3.61kWh/㎡・dayでした。
買取価格が14円×1.08=15.12円だとすると、
1年目の売電収入は、15.12円×365日×3.61kWh/㎡・day×100kWh×73%(損失係数)=145万円。
信販会社からフルローン(固定金利2.5%の15年)で借りたとすると、年間返済額は112万円となるので、手残りは33万円。
ここから草刈りやメンテナンスに行くガソリン代やらなんやかんやで手残りはもっと少なくなると思います。
金利下げないと分譲はきっつい
償却資産税が3年間免除となっても、4年目以降のことを考えるとちょっとつらいですね。
信販会社の保険期間が10年なので、その後保険も掛けないといけないですし、パワコンの買い替えに備えていくらか積立金も必要・・・。
銀行等で金利1%台でないと、ちょっと手が出せないですねぇ。
ただ少し頭金を用意できれば、公庫融資でチャレンジできそうな価格帯にはなってきましたが。
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