メガソーラー用地をお持ちの方へ 2012年11月7日 (カテゴリ: ▲太陽光発電で儲ける!) ツイート FIT特需に沸く日本の太陽光発電業界(パネルメーカー除く) 今年度で終了するであろう42円/kwhの買い取り単価に間に合わせるための 各種手続きを行うにはギリギリの時期になりました。 ここにきて私は非常に忙しい毎日を送っています。 当社が扱っていた案件の駆け込み申請だけでなく 他社が諦めた案件、もしくは潰れた会社の案件が当社に数多く持ち込まれているためです。 震災後、ソフトバンクの孫正義社長が派手に花火を上げたメガソーラー。 彼がメガソーラー用地を500円/㎡で借りるなんて話をぶち上げたおかげで 全国で多くの会社が異常に高い値段で土地を借りようとしました。 それが今になって現実という壁にぶつかり次々と頓挫しているのです。 最近のメガソーラーの1Mあたりの必要額は約3億円。 必要な土地は約15000㎡。42円/kwhであれば売電収入は約3千万円。 500円/㎡で借りれば土地の賃料だけで毎年750万円もかかってしまいます。 現金で資金調達が出来ればまだしも、借り入れをするのであれば非常に苦しい。 少し考えればわかりそうな事なのですが、この事業自体が日本で前例がなく なるべく土地を高く貸したい地権者と、なるべく早く契約したいと焦った メガソーラー事業者との間で多くの無理な契約が交わされてきました。 想定していなかった追加工事費や各種機器の高騰、 それに伴う事業費の増加でIRR(出資に対するリターンの割合)が低下すると 資金調達が難しくなり、事業者は最終的に事業推進が 出来なくなっているケースが多発しているのが現状です。 もし私が今、メガソーラー向けの土地を持っていると仮定するなら、 現金を調達する手段があれば人に貸さず自分で実行し、なければ次年度まで様子見です。 逆に土地を担保にしても資金調達が出来ないような土地であれば 少々悪い条件でも今すぐ貸した方が有利だと思います。 来年度、FITによる買い取り単価が42円/kwhから下がっても メガソーラー向けの融資条件は緩和されると思われるため、 高IRR案件として良い条件で借り手が現れる可能性があります。 また、その際は土地を担保に資金を借り入れてメガソーラーを 自力で実行する事も可能と考えるためです。 もし現在の相場が知りたい方がいらしたら、メッセージでご連絡下さい。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 50kW低圧太陽光発電所の盗難リスクの考え方 太陽光発電所設置時の火災保険に盗難のオプションを付ける際のフェンスの考え方について5社(日新火災海上保険株式会社、東京海上日動火災保険株 記事を読む 太陽光発電所の事業売却とデューデリ 先日は松浦さんと東京へ。お付き合いのあるお客様から、家庭の事情で地元に帰るので、太陽光発電所事業を会社ごと売りたいとの依頼がありました。 記事を読む 善意の太陽光発電分譲業者が詐欺業者に落ちる時 今日は熊本へ。頑固職人さんと一緒に 不動産屋さんに紹介された分譲用地を見に行きました。 現地まで来る人にしか資料を渡さないと言われ 渡さ 記事を読む 太陽光発電所のパネル角度の設定条件のFIT開始時と今との違い 太陽光発電所の設置にあたり架台の角度と 高さについて整理しておきたいと思います。 太陽光発電所の設計、特に架台の高さと角度については 当 記事を読む 太陽光発電でリスク無く確実に儲ける! 太陽光発電投資には他の投資から比べると 比較的リスクは小さいと言われますがゼロではありません。 そんな太陽光発電で確実に儲けるにはどうす 記事を読む 頑固職人&太陽光発電ムラオリジナル分譲アテルイの里見学会&東北しげる会を開催しました1 頑固職人&太陽光発電ムラオリジナル分譲アテルイの里見学会と 東北しげる会を開催しました。 13名の皆様が参加。予約申し込みが60 記事を読む 祝!bigfieldさん売電開始 太陽光発電ムラ仲間のbigfieldさんの 発電所が完成し、売電を開始されたそうです。 本当におめでとうございます。 「ブログで情報発信 記事を読む 50kW低圧太陽光発電所向け最強のレイアウト? ブログ読者のSさんが太陽光発電所を開設したというので 写真を頂きました。なんと噂に聞いていた東西設置でした。 太陽光パネルは東又は西に 記事を読む 太陽光パネルが変えられるメリットとデメリット 改正FIT法について 太陽光発電の買取価格やパネル変更のルールが変わる 改正FIT法の全容が明らかになってきました。 http://goo.gl/4Lc5fe 記事を読む 50kW低圧太陽光発電所分譲@兵庫県三木市レポート3 50kW低圧太陽光発電所分譲@兵庫県三木市レポート1 50kW低圧太陽光発電所分譲@兵庫県三木市レポート2の続きです。 写真ではわか 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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