北海道の太陽光発電状況 業者さんと打合せ@札幌 2013年2月16日 (カテゴリ: ▲元気があれば太陽光発電も出来る!PR作戦) ツイート 札幌で業者さんと打合せをして来ました。 夕方から帯広で打合せがあったため、1時間程度の予定でしたが色々な情報交換が出来て充実したので結局2時間近く話してしまいました。 おかげでせっかく札幌に来たのにお昼は3時頃マクドナルドのテイクアウト。 日照量や発電量だけ見ると太陽光発電をするにあたって非常に魅力的に見える北海道ですが、やはり施工費が高くついてしまうそうです。理由は2つ。 ・1年の発電量のばらつきが少ないので冬の発電も捨てるともったいない ⇒架台を1~2m高くして雪の影響を少なくする ・凍結深度が1m以上あるので基礎を深く打たなければならない やはり見積もりは地元の業者でとるべきですね。東京の2つの業者さんが出した見積は東京と同じ価格でした。もし、現地の業者さんに見積もりをお願いしないで施工していたらイニシャルコストは安くても売電量が少なく、結果的に損益分岐点が遠くなってしまっていた事でしょう。 また、気になっていた遠隔監視システムや保険の話も聞くことができました。 保険は自社の保障があるので付けなくて大丈夫だそうです。太陽光発電所のトラブルの殆どは落雷、雪害、盗難、悪戯ですが、全て無料保証の範囲内(10年間)。これなら安心ですね。 また遠隔監視システムは付けるのを辞めました。太陽光発電マニアとしては苦渋の決断でしたが、趣味的要素で100万近く支払うようでは未来を拓く投資家として失格です。 遠隔監視システムを導入するか悩んだのはパネルの性能保証の関係でした。パネルの保証はメーカーの保証が付いていますが、例えば1枚のパネルだけおかしくなっても全体に与える影響はほとんどないため細かく監視システムとにらめっこをしていても交渉しているかどうかはわかりません。 また、パネルの保証をしている保険会社さんも遠隔監視だけでは判断できないため、故障の連絡を受けた施工業者、また、施工業者がわからなければパネルメーカーが直接現地を確認した後に故障があれば保証をするとのこと。 最終的にデータではなく現地確認で判断するのであれば遠隔監視などつけなくても売電収入データだけ追いかけていれば十分ですよね。実際、費用対効果が出るのは500kW以上からだそうで、50kW未満では遠隔監視は普通はつけないそうです。 イニシャルコストは東京の業者からもらった見積より高くなりそうですが、やはり地元に根を張っている業者にお願いするのが一番だと懐います。この週末に全てを決定して来週から猛ダッシュで各種手続きを済ませる予定です。 また、興味深い新たな金融スキームのお話も伺ったのですが、これは実際に私が確認してから皆さんにお伝えしていきますね。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 第12回太陽光発電ムラ懇親会しげる会を開催しました 第12回しげる会を開催しました。 今回はPV EXPOの最終日ということで 会場で既にいつものメンツにばったり遭遇。 輪が広がっているこ 記事を読む 失恋(宅地つき300坪) 先日、メールを送った方から早速返信が返って来ました。 _____________________ 早々のご連絡をありがとうございます。 持ち 記事を読む 10月26日 50kW低圧太陽光発電所セミナーに向けて 10月26日の50kW低圧太陽光発電所セミナーに向けて ピッピさんと打ち合わせ中。 どこでも聞けるような教科書的な話はなるべく削るよう 記事を読む たこ釣りしげる会に参加してきました2 たこ釣りしげる会に参加してきました1 の続きです。 http://goo.gl/8uHZw2 タコは海底にいるので仕掛けを海底に沈めて海 記事を読む 太陽光発電ムラ九州・沖縄支部しげる会に向かっています。 明日、明後日と開催されるしげる会を前に、長崎に来ています。 打ち合わせがあるのは熊本なのですが、ちょっとだけ寄り道中。この仕事 記事を読む 太陽光発電ムラ合宿スタート! 太陽光発電ムラ合宿@新潟県がスタート。日本全国から25名の方に集まって頂き、非常に濃い2日間になりそうです。ご参加の皆様本当にありがとうご 記事を読む 再エネ導入率は日本が1.5%、スペインポルトガルは24% 地理的条件はほぼ同じ (図は環境ビジネスオンラインHPより) 日本の電力がなぜガラパゴスと言われてしまうのか。環境ビジネスオンラインにわかりやすい記事が掲載 記事を読む 第15回太陽光発電ムラ懇親会しげる会、施工体験会、分譲見学会を開催しました1 第15回しげる会、施工体験会、分譲見学会を開催しました 「晴れてよかったですね」 とSさんの奥様に言われて気づいたのですが 雨が降った時の 記事を読む ソーラーシェアリング&32円対策セミナーと第17回しげる会を開催しました 先日はソーラーシェアリング&32円対策セミナーと 第17会太陽光発電ムラ懇親会「しげる会」に ご参加いただきましてありがとうございました 記事を読む ドイツが2030年までにエンジンを搭載した車の販売禁止を求める決議を可決 ドイツ、そしてEUの環境保護政策の勢いが止まりません。 ドイツ連邦参議院は、2030年までに内燃エンジンを搭載した 新車の販売禁止を求め 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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