日本政府は世界に助力を要請するべき
Natureといえば日本でも有名な科学雑誌ですが そのNatureが日本政府に対し痛烈な批判記事を出しました。 日本政府が汚染水の問題に対し本気で乗り出すのが遅すぎたこと、 そして未だに情報を隠蔽し、時刻のみで解決しようとしていることを 批判する内容となっています。 Natureが特定の国の政府を批判するというのは 極めて珍しいことです。 それだけ日本政府の対応が異常だということ。 こっそりと秘密保全法の成立に向けた動きもあり 今後の政府の方針が気になりますね。 最近はなんとなく「明るい北朝鮮」と言われるシンガポールのような 体制づくりが進んでいるような気がします。
技術的課題をいくらクリアしても意味が無い
例えば東京電力の廣瀬社長が新潟県の泉田知事に 何度会いに行っても面談できないのは福島第一原発の 一番の問題は技術ではなく組織の問題だとわかっているのに 組織の問題を解決しようとする気がないから。 福島第1原発事故は天災の影響はありましたが 被害を拡大させたのは明らかに人災です。 日本政府も汚染水対策の予算を計上するのはいいですが 再稼働に向けてこの組織の問題を棚上げしたまま 汚染水だけ適当に処理すればいいというのは大間違いですね。 このように世界に注目されてしまっていますから。 今後、改革が進んでいくことを期待します。 本音を言ってしまえば改革が遅々として進まず FITがどんどん延長されて日本の太陽光発電が さらにずっと発展してくれたら一番嬉しいかな。 でもまさかNatureに批判されるとは・・・。 私も問題の大きさを的確に判断できていなかったようです。
確かに泉田知事は心配ですが、次世代エネルギーの推進、
特に二次電池の推進を行っているので新たな利権が
知事を守ってくれるのではないかと期待しています。
太陽光発電ムラもみんながしっかり稼く仕組みを早く作り
守る側に回りたいですね。
新潟県の泉田知事は、東電や原子力ムラに対して毅然とした態度を取っていて素晴らしいですね。
ただ、一抹の不安もあります。
それは、泉田さんが佐藤栄佐久・元福島県知事の二の舞になるのではという懸念です。
佐藤栄佐久元知事は、福島県の東京電力福島第一原発で一度了承したプルサーマル計画を、その後の東電の杜撰なトラブル隠しから撤回し、それによって原子力ムラの逆鱗に触れて、収賄の冤罪で嵌められ、東京地検に逮捕された疑いが濃いのです。
原発事故によって、東電の勢力は相当に弱っていますが、自民党が衆参両院を先の二度の国政選挙で制圧してしまったため、原子力ムラが息を吹き返しつつある事はご存じの通り。
太陽光発電ムラとしても、泉田知事をしっかり見守り、汚い手を使う原子力ムラの魔の手から彼を守らなければなりません。