太陽光発電の工事負担金の支払いはお早めに　改正FIT法成立が成立しました

2016年5月26日 (カテゴリ: 新着情報)

再エネ特措法の改正が成立しました。

詳細はまだ発表されていませんが、
とにかく急がなければいけないのは申請です。

設備認定はある程度、必要となる時間が読めますが
電力申請は設計に時間がかかることがあり時間が読めません。

また、新制度では設備認定が取得されていても
接続契約が平成29年3月31日までに締結されていなければ認定が取り消されます。

接続契約とは負担金の払込が基準となるようです。
今後ますます法と設計と計画の辻褄を合わせるのが大変となりますね。

エネ庁からの発表は予告されていたものとほぼ変更はないようです。
以下、経済産業省HPからの転載です。
http://goo.gl/w8AJoE

第190回通常国会にて「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法（通称：ＦＩＴ法）等の一部を改正する法律」が成立しました。これにより、平成29年4月1日より固定価格買取制度が変わります。平成29年3月31日までに、接続契約を締結されていない場合、原則として現行制度の認定が失効しますので、くれぐれもご注意下さい。
1．接続契約の締結がお済みでない皆様
新制度では、既に認定を受けている方も、平成29年3月31日までに電力会社との接続契約（注）が締結出来ていない場合には、原則、認定が失効します。（注）「接続契約」には、工事費負担金の支払いに関する契約を含みます。未だ接続の申込みがお済みでない方は、工事費負担金の算出などに一定の期間（9ヶ月程度）かかることがありますので、認定が失効しないよう、早めの接続のお申込みをお願いします。 ※なお、平成29年3月31日までに接続契約の締結をご希望の場合、平成28年6月30日までに接続の申込みをしていただくよう各電力会社から御案内がされています。詳細は、各電力会社のＨＰ等で御確認下さい。
2．接続契約を締結済みの皆様
運転開始済みの方など、接続契約の締結がお済みの皆様については、新制度の認定を受けたものとみなされ、新制度が適用されます。ただし、改正法施行後一定の期間内に書類を提出していただくこと（10ｋW未満の太陽光発電の場合を除く。）が必要となります。また、一定の期間内に運転開始等の条件が付される可能性があります。詳しくは別添資料をご参照下さい。また、詳細については今後、内容が決まり次第、資源エネルギー庁ＨＰ「なっとく！再生可能エネルギー」でお知らせします。

以上転載終わり。

この認定取消により恐らく半数以上の設備認定が
取り消されることになるとも思われます。

過剰に積み上げられていた太陽光発電による
電力価格上昇の計算も修正されることでしょう。

しかし、今年で太陽光発電のFITは終わりです。
今後は新規の太陽光発電所計画は激減するものと思われます。

個人的には今回の措置をもう2年ほど早くやって
正当な事業者のみを残して欲しかった気もしますが

たらればの話を語っても仕方がないですよね。

私たちは批評家ではなく実行者。
現実的に出来ることだけをしていきましょう。

写真は宮古島で補助金で設置された蓄電池。
いよいよ本格的なエネルギーの地産地消時代の幕開けです。

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