太陽光発電所が台風被害を受けました　保険対応について

2018年9月5日 (カテゴリ: ●太陽光発電のリスク・デメリット)

太陽光発電所のオーナーの皆様、台風20号、21号の日外はいかがでしたでしょうか？私の兵庫県三木市の発電所も先日の台風20号の影響で、写真のように飛来物によってパネルが一枚割れてしまいました。

さすが安心の頑固職人分譲。すぐに見に行ってくれましたし、架台はなんともなかったのですがさすがに飛来物はどうにもなりませんよね。

保険屋さんに連絡したところ、免責が20万円と言われましたが、輸送費等含めると20万円超えるんじゃないかなぁ。とりあえず頑固職人さんのお見積りを待ちたいと思います。

1枚程度では完全に割れても発電量には大きな影響はありませんし、ヒビが入るだけで短期的には全く影響がなかったりもしますが、長期的にはかなりの高確率で火災の原因になります。

遠隔監視だけでは見れないのが大変なところですが、激しい風雨の後は必ずパネルの目視チェックを行いましょう。

遠隔地のメンテナンスはやはり近隣の方にやってもらうのが一番ですね。最近になって急に、太陽光発電ムラ市場のメンテナンスパックのご注文を多数いただくようになりました。
https://ichiba.solar-club.jp/products/list.php?category_id=57

自力でメンテナンスが出来ないという方も多いのですが、最近は今のメンテナンス会社がお金をとっても何もしてくれないという方からご相談を受けることが多くなりました。

特に40円当時はメンテナンスが年数回の草刈りだけでいいと思っているような業者も少なくありませんでしたから、仕方がないことかもしれません。

ただメンテナンス契約をしていたからと言って、火災が起きて損害が生じても全ては自己責任。メンテナンス契約をしているからと言って、未だに保険に入っていないという事業者さんがいる事によく驚きますが、よほど資産に余裕がある方以外は非常に危険です。

かと言って地元の保険屋さんだと太陽光のことがわからず、無駄な特約をつけさせられたり高かったりしますので、太陽光の保険屋さんは専門の保険屋さんに依頼することをお勧めします。
https://ichiba.solar-club.jp/products/list.php?category_id=28

近い将来、まともなメンテナンスをしていない発電所は、保険にすら入れなくなると言われていますが、あまりにメンテナンスがいい加減だと発電所の権利を取り上げる可能性があるとも経済産業省から警告も出ています。

そこまでの時間や情熱を注ぎ込めない方は手遅れにならないうちに発電所を手放してしまいましょう。私の方でも無料査定および買取をしています。インフラの担い手として長くやっていく気がないのであれば早めに手放した方が後々楽ですし、メンテナンスがされないまま時間が経つと非常に売値が下がりますので。
https://ichiba.solar-club.jp/user_data/sim2ndary/form.php

逆に長く続ける覚悟と知識と情熱がある方、特に発電所の価格査定が出来る方にはこれからが天国ですけどね。いよいよ発電ムラっぽくなってきましたよ。