50kW太陽光発電所とはあまり関係がありませんが、
私が太陽光発電を推進させたい気持ちの原点は
戦争を恐れ、憎む気持ちからです。
今さらながら神風特攻隊を扱ったフィクション小説
「永遠のゼロ」を読んでみました。
フィクションといっても設定がつくりものであるだけで、
戦争の記録はしっかりと反映されています。
先に読んでいた友人の多くが涙すると言っていたので、家族に見られないよう
二階のソファーで隠れて読むこと4時間ほど。
私の心に残ったのは感動ではなく怒りでした。
▼「バカ爆弾」はなぜ止められなかったのか
戦争だから兵士が死ぬのは避けられないこと。
しかし、戦果を得られない無謀な作戦を断行しつつ、大敗北の事実を隠蔽し
責任逃れをし続けた陸海軍の将校は本当に許せません。
そしてそんな将校たちに率いられた大日本帝国陸海軍は、
悲惨さを超えた馬鹿馬鹿しさがあり、非常に悔しい気持ちになりました。
戦果をあげられない事がわかりきっている特攻機で
出撃しろと命令する上官の無謀さ。
そしてその無謀さを理解しながらも命令を受け入れてしまう
兵士たちの異常さ。
当時、人間爆弾桜花に米英がつけた名前はBaka-Bomb.
私たちの祖先が、敵国に「バカ爆弾」と揶揄された兵器とも言えぬ
棺桶に乗り散っていったこと。
しかも味方であるはずの将校たちの手によって半ば集団自殺を
強制されたこと。
そして何より、誰もがその異常さに気づきながらも、
誰も特高と言う名の集団自殺を止められない状況を
つくりだしてしまったこと。
全てが悔しくてたまりませんでした。
そして福島のメルトダウンを体験しながら電気事業法の改正の一つも
出来ない60年後の日本の姿と重なって見えてなりません。
▼今の日本なら変えられる
日本の電力システムを変えるのはもちろん簡単な事ではありません。
先日の電気事業法の改正案も通りませんでした。
これはまだまだそれを本気で望む人が少ないから。
太陽光発電の推進を望む人が100万人を超えれば
必ずこの風潮は変わります。
「どうしたら原子力発電をなくすことが出来るだろう」
私は大学に入学した15年ほど前からずっと考えていました。
安価な原料で膨大なエネルギーを得ることの出来る原子力発電。
リスクはスリーマイル島やチェルノブイリのように、事故が生じた際に
取り返しの付かない影響をあたえること。
原発を賛成する本も反対する本も、それぞれ沢山の本を詠みました。
原発推進を唱えていた時期もあります。
家庭用の太陽光発電が本格的に普及し始めた数年前から、
発電所の地域分散が未来のあるべき姿だと確信し始めました。
しかし、そこに行き着くには日本で原発の事故が起こるしか
ないとも思っていたので、正直なところ、”その時”は何百年後だろうと
高をくくっていたあの頃・・・
まさかその日が10年後に来るとは思っていませんでした。
それ以上にメルトダウンを体験しても日本がすぐに変われないとは
想像すら出来ませんでしたが。
▼孫の代に胸を張って語れる歴史を作る
「なぜ戦果をあげられない中でも特攻を止められなかったのか?」
戦争を体験せずに現代に生きる私には理解しづらいことです。
しかし、
「なぜ安全でもなく安価でもない原発を稼働し続けたのか?」
と、いずれ孫に聞かれた時に、私たちは何と答えるのでしょうか。
どちらも国が決めたことだから仕方がなかったと
自分の責任を1億分の1に薄めて言い訳をするしかない・・・
とはもちろん思いませんし、そんなカッコ悪いセリフは
はきたくもありませんよね。
戦時中であれば言論統制もありますし、国民全体が煽られて異常な
精神状態に陥っていますから、軍の方針に逆らうのは命がけです。
しかし、今の日本では情報統制はあるもののそれを乗り越えて
情報を拡散する手段もあります。
また、国が市民を無理やり押さえつける事も非常に困難ですし
少なくとも命を奪われることはありません。
その上、経済的メリットまで得られるというのであれば
推進しない手はありませんよね。
太陽光発電ムラはこれから更に加速していきます。
ぜひ一緒に胸を張って後世に伝えられる歴史を作って行きましょう。
安全に太陽光発電を推進出来る幸せ
50kW太陽光発電所とはあまり関係がありませんが、
私が太陽光発電を推進させたい気持ちの原点は
戦争を恐れ、憎む気持ちからです。
今さらながら神風特攻隊を扱ったフィクション小説
「永遠のゼロ」を読んでみました。
フィクションといっても設定がつくりものであるだけで、
戦争の記録はしっかりと反映されています。
先に読んでいた友人の多くが涙すると言っていたので、家族に見られないよう
二階のソファーで隠れて読むこと4時間ほど。
私の心に残ったのは感動ではなく怒りでした。
▼「バカ爆弾」はなぜ止められなかったのか
戦争だから兵士が死ぬのは避けられないこと。
しかし、戦果を得られない無謀な作戦を断行しつつ、大敗北の事実を隠蔽し
責任逃れをし続けた陸海軍の将校は本当に許せません。
そしてそんな将校たちに率いられた大日本帝国陸海軍は、
悲惨さを超えた馬鹿馬鹿しさがあり、非常に悔しい気持ちになりました。
戦果をあげられない事がわかりきっている特攻機で
出撃しろと命令する上官の無謀さ。
そしてその無謀さを理解しながらも命令を受け入れてしまう
兵士たちの異常さ。
当時、人間爆弾桜花に米英がつけた名前はBaka-Bomb.
私たちの祖先が、敵国に「バカ爆弾」と揶揄された兵器とも言えぬ
棺桶に乗り散っていったこと。
しかも味方であるはずの将校たちの手によって半ば集団自殺を
強制されたこと。
そして何より、誰もがその異常さに気づきながらも、
誰も特高と言う名の集団自殺を止められない状況を
つくりだしてしまったこと。
全てが悔しくてたまりませんでした。
そして福島のメルトダウンを体験しながら電気事業法の改正の一つも
出来ない60年後の日本の姿と重なって見えてなりません。
▼今の日本なら変えられる
日本の電力システムを変えるのはもちろん簡単な事ではありません。
先日の電気事業法の改正案も通りませんでした。
これはまだまだそれを本気で望む人が少ないから。
太陽光発電の推進を望む人が100万人を超えれば
必ずこの風潮は変わります。
「どうしたら原子力発電をなくすことが出来るだろう」
私は大学に入学した15年ほど前からずっと考えていました。
安価な原料で膨大なエネルギーを得ることの出来る原子力発電。
リスクはスリーマイル島やチェルノブイリのように、事故が生じた際に
取り返しの付かない影響をあたえること。
原発を賛成する本も反対する本も、それぞれ沢山の本を詠みました。
原発推進を唱えていた時期もあります。
家庭用の太陽光発電が本格的に普及し始めた数年前から、
発電所の地域分散が未来のあるべき姿だと確信し始めました。
しかし、そこに行き着くには日本で原発の事故が起こるしか
ないとも思っていたので、正直なところ、”その時”は何百年後だろうと
高をくくっていたあの頃・・・
まさかその日が10年後に来るとは思っていませんでした。
それ以上にメルトダウンを体験しても日本がすぐに変われないとは
想像すら出来ませんでしたが。
▼孫の代に胸を張って語れる歴史を作る
「なぜ戦果をあげられない中でも特攻を止められなかったのか?」
戦争を体験せずに現代に生きる私には理解しづらいことです。
しかし、
「なぜ安全でもなく安価でもない原発を稼働し続けたのか?」
と、いずれ孫に聞かれた時に、私たちは何と答えるのでしょうか。
どちらも国が決めたことだから仕方がなかったと
自分の責任を1億分の1に薄めて言い訳をするしかない・・・
とはもちろん思いませんし、そんなカッコ悪いセリフは
はきたくもありませんよね。
戦時中であれば言論統制もありますし、国民全体が煽られて異常な
精神状態に陥っていますから、軍の方針に逆らうのは命がけです。
しかし、今の日本では情報統制はあるもののそれを乗り越えて
情報を拡散する手段もあります。
また、国が市民を無理やり押さえつける事も非常に困難ですし
少なくとも命を奪われることはありません。
その上、経済的メリットまで得られるというのであれば
推進しない手はありませんよね。
太陽光発電ムラはこれから更に加速していきます。
ぜひ一緒に胸を張って後世に伝えられる歴史を作って行きましょう。









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>fkさん
防衛のお話は聞いていて本当にぞっとします。
東日本大震災で自衛隊が脚光を浴びたのは
せめてもの救いかと。
私は中国史が好きなのですが、
あれだけ強大な力を持った数々の国が
なぜ次々と滅亡したのかをいつも
不思議に思っていました。
戦後60年がたち、我が国の制度疲労が
限界になりつつある今、国が滅ぶというのは
このようなときなのではないかと思う
今日このごろです。
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有事に備えた自衛隊がいて、有事に狙われない施設があるとしか思えない政策、今検討さている安全基準ですら国家の争い事は想定外として想定しないんしょうね。この国は(悲)
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>次世代系統請負人さん
はい。カッコいいじーちゃんになりたいです。
前を向いて戦ってなおかつ勝ったと(^^)
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是非、よろしくお願い致します。
太陽光発電を個人レベルで取り組めるエネルギーの登竜門と捉えてます。
太陽光発電ムラが100万人の輪となり、孫の代へも系統していけるよう、共に広げて行きましょう。