施工費より20年総額で メンテナンス費用の罠 2013年2月19日 (カテゴリ: ▲50kW発電所投資実行記) ツイート 北海道から帰って来ました。 私が行ったのは北海道の中央より南のエリアばかりでしたが やはり北は寒いのでしょう。 このように漫画のように凍っているトラックがいました。 あなたのおかげで美味しい海の幸をいただきました。 有難うございます。無事故でがんばってください。 私の太陽光発電所のお話もだいぶ煮詰まって来ました。 仕様はほぼ決まり、メンテナンス等をどうするかを そろそろ考えなければなりません。 3年前、太陽光発電に関するメンテナンス会社は 1000社以上あったそうですが 今ではほとんど残っていないそうです。 太陽光発電が盛んになってくれば メンテナンス会社は当然必要となると考えますよね。 ではなぜ殆どの会社が潰れてしまったのでしょうか・・・。 費用に対する効果を出せなかったからです。 太陽光発電所は必ず劣化していきます。 せっかく大金を払って作った太陽光発電所。 誰でもなるべく100%に近い状態でで動いて欲しいと思います。 でもここで考えて欲しいのは費用対効果。 50kWの太陽光発電所の収入は年間200万円程度。 例え5%劣化した状態で1年間使ったとしても 10万円の損害にしかなりません。 定期的なメンテナンスを導入するくらいなら 売電収入が下がった時にすぐに対応してる業者を探して 施工を依頼したほうが安心でしょう。 ちなみにメガソーラーでも5MW以上のシステムでなければ 常駐のメンテナンス要員は用意しません。 以前、一括見積もりシステムを皆さんにもご紹介しました。 自分でも試してみたところ確かに施工費は安いです。 でも、よくわけのわからないメンテンナンス費用を 計上している業者が多かったです。 ランニングコストが妙に高く、20年の総額で見ると 大手の企業とほぼ同様の価格でした。 判断をするときは20年の総額で考えるといいでしょう。 今日もパワコン収納用のプレハブを断熱タイプにするか、 ノーマルタイプにするかで選択を迫られました。 大きさは2坪。価格差は約10万円。 20年にするとだいたい月に500円程度です。 4畳半の部屋で1年中エアコンを使い続けると考えた時に 断熱タイプの部屋と普通の部屋で電気代の差は 500円では済まないと判断しました。 これが正しいか正しくないかはわかりませんが 大金を払って作るマイ発電所。 出来るだけ自分のものさしで判断して 決めて行きたいところですね。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 50kW太陽光発電所が系統連系できない事例 太陽光発電所を設置しようとした際には 電力会社に系統連系の申請を しなければなりません。 通常、50kW以上の発電所あれば その検討のため 記事を読む 50kW低圧ソーラーシェアリングの工事が始まります 12月18日に許可が出たソーラーシェアリングの 工事が1月20日から始まることとなりました。 写真は農業委員会さんから頂いた標識です。 記事を読む 50kW低圧ソーラーシェアリングと風速 太陽光発電所の設計と風速 ものすごい台風が来ていますね。私の自宅もご覧のとおりカーポートからの落ちる水が滝に変わりつつあります。何も事 記事を読む ソーラーシェアリング事前協議にいってきました 今日はピッピさんの依頼で嵐山へ。 ソーラーシェアリングの申請について 協議してきました。 農振地域ににかかっている甲種農地という かなり 記事を読む 50kW太陽光発電用地視察@茨城 今日は読者のKさんと一緒に茨城県某所に。 50kWの太陽光発電用地候補地の視察に行って来ました。 こちらの土地は42円の権利を確保済みの土 記事を読む 恐怖の民事法務協会 自宅に戻ると義母が恐る恐る話しかけてきました。 「何だかよくわからないところからの簡易書留の不在通知がきていますが、何かありましたか?」 ? 記事を読む 50kW低圧ソーラーシェアリング向け農業委員会調査委員会 ソーラーシェアリングのための一次転用のため農業委員会の 調査委員会に出席していました。 < p>写真の控室でやや緊張しな 記事を読む 50kW太陽光発電所の融資 追加書面の提出に行って来ました 今日は三条の政策金融公庫に。 2週間前に言われた追加の提出書面を ようやく揃えることが出来ました。 必要だったのは ・売上見込の根拠 記事を読む 50kW太陽光発電所とは 正確には50kW未満の太陽光発電所です。 太陽光発電による電力の買取価格が突然高くなって半年。 世間のニュースでメガソーラーの話題を目にする 記事を読む 知らないうちに収入減?電圧抑制問題 写真はベトナム。電気の配線の仕上がり具合が子供の秘密基地レベルで少し恐怖を感じました。東南アジアではまだまだ消費者が勝手に電線を接続してし 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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